ワゴンとSUVが融合したクラウン
SEKAI NO OWARIが指摘したように、我々は何でもかんでも分類したがる。
そんな我々を試すかのように、トヨタはクラウンクロスオーバーやクラウンスポーツ、そしてクラウンエステートと、SUVの“クラウン変化球”を投じまくってくる。
ちなみにクラウンエステートは「ワゴンとSUVの融合」らしい。
テールゲートにはハンズフリー開閉機能が用意される。
さて、実はこのクラウンエステート、日本でのデビューが遅れているようだ。一方でアメリカでは「クラウンシグニア」として、もう間もなく発売されると発表された。
日本仕様も公式HPでサイズや写真の一部等が公開されているが、クラウンシグニアのほうがより詳細な情報もわかる。そこで日本のクラウンエステートを待ち望む間に、クラウンシグニアの情報から日本仕様を推察してみたい。
スムーズなコーナリングを行える機能も備わる。
全長4.93mはクラウンクロスオーバーと同じで、全幅もほぼ同じ。一方で、全高は約85mm高い。エステートはロードクリアランスが約25mm高い約170mm取られているが、それ以上に室内高が高い、つまり車内が広いことがわかる。
そんな広い車内だけに、やっぱりラゲッジも広大だ。
ラゲッジ容量は後席を倒せば約1950L。遊び道具をたっぷり積めるのはもちろん、ラゲッジ長約2mの、キレイなフルフラット空間が生まれる。
これならショートボードを突っ込んで出掛けたり、車中泊もできそうだ。やっぱり遊びに行くクラウンを選ぶなら、クラウンエステートだろう。
後部座席を畳むリリースボダンがテールゲート近くに備わる。
3/3