細かい設定は関係ナシ! 好き放題描いた痛快作
当時は単純に面白いから読んでましたが、全部めちゃくちゃギャグなんだろうなっていうのは小学生ながらにわかってました。
総ツッコミしたいくらい、設定もめちゃくちゃなんですよ。月光っていうキャラは、怒ると身体から入れ墨が浮き出てくる設定だったのに、それも最初の一回しか出なかった。後半で「実は盲目キャラだった」ってことが明かされたんですけど、過去の描写を振り返ってみると、絶対に見えてたはずなんです。
戦死した仲間の名前を胸に掘って永遠の復讐を誓う「血闘援」っていう文化もあるんですけど、あとあと見たら胸の傷がキレイに治って、掘ったはずの仲間の名前も消えています。
最終回に近い33巻では、塾長の江田島平八が拉致されて、宇宙に監禁されるっていうスゴい設定の話が描かれるんですよ。
たまたま通りかかったNASAの宇宙船を江田島が乗っ取って地球に生還するっていう壮大な場面があるんですけど、そのまま宿敵の藤堂兵衛と戦って、わずか1コマで秒殺するっていう……。
とにかくやりたい放題。それがやっぱり面白いんですよ。
いちばん好きなキャラは……男爵ディーノかなぁ。心に残る名言は、やっぱり伊達の「お前が弱いんじゃねぇ 俺が強すぎるんだ」とかですかね。
『男塾』をこれから初めて読むっていう人はなかなかいないでしょうね。多分、俺が最後の布教者だと思います。でも、『男塾』は日常に疲れたときや、気持ちが病んでるとき、壁にあたってるときなんかに読むと、気持ちも楽になるかもしれないので、ぜひ。
ということで、今回は『魁!!男塾』でした!ありがとうございました!