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すべての写真を見る 物が増え、情報が溢れる今、注目を集めるのがパーソナルショッピング。その道のプロに相談しながら、理想の買い物まで最短距離で向かうひとつの手段である。
今回は、ファッション好きな起業家が実践。伴走するのは、個性を活かしたスタイリングを得意とする梶 雄太さん。
オーダーを承り、いざ出発。向かった先は、渋谷だ。
| 買い物をサポートしたのは スタイリスト 梶 雄太さん 1998年に独立。以来、着用者のキャラクターを活かしたスタイリングを展開して活躍。ブランドディレクションから執筆業まで活動のフィールドは幅広く、業界内のファンも多い。 |
「いかにも“アウトドア”じゃない機能服、探してます」。
アットオフィス CEO
谷 健太郎さん (33歳)
実父が経営する、オフィス移転の仲介を行う会社「アットオフィス」を承継。そのトップとして辣腕を振るう傍ら、休日には仲間たちとテニスで息抜き。若い頃からさまざまなファッションに触れてきたが、最終的には定番重視の落ち着く形に。
身長:182cm 体重:78kg
サイズ:トップス L〜XL、ウエスト 33〜34インチ、靴 28cm
好きなブランド:ナイキ、グラミチ、ブルーブルー、エコアルフなど
梶 聞けば、以前とあるファッション誌に声をかけられ、モデルを経験されたとか。
谷 だいぶ昔のことなので、今回、十数年ぶりに雑誌に出させていただきます。
梶 では昔からお洒落好きだったんですね。
谷 好きなんですが、子育てを始めてからは服を選ぶ時間が減ってしまって。なので、新しいものをキャッチしたり、挑戦したりというのがなかなか難しくなってしまい……。
梶 父親にありがちなジレンマですね。
谷 シンプルな服はラクですが、ある意味逃げの姿勢。仕事では普段から「新しいことをやろう」と推進しているのに、自分の格好が“いつもブナン”じゃ説得力がない(笑)。ある先輩経営者からも、「自分という素材だけでしか勝負してない」と言われたことも。
梶 なるほど。これまでどんな服を?
谷 アウトドア、古着、ストリートと、ひと通り手は出してきましたが、いろいろ巡って結局は定番に落ち着きましたね。
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