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スタンスミスの特徴・人気の理由

無駄のないシンプルなデザイン



スタンスミスの最大の特徴は、シンプルで洗練されたデザイン。クリーンなルックスは、どんなスタイリングにも合わせやすい。アッパーには上質な天然皮革を使用しており、使い込むほどに足に馴染む。

さらに、経年変化による独特の風合いが楽しめる点も見逃せないポイントだ。ミニマルなデザインこそ時代を超えて愛され続ける理由であり、トレンドに左右されにくい魅力をもっていると言えるだろう。

通気穴を施したアッパー



サイドに施された特徴的な通気穴は、アディダスのスリーストライプをイメージにデザイン。実用性と美しさを兼ね備え、発売当時は画期的な機能として話題を呼んだ。

この通気穴により、長時間の着用でもシューズ内の蒸れを軽減し、快適な履き心地を維持できる。こうした機能的デザインのおかげで、スタンスミスは多くのファンに支持される人気スニーカーとなった。

なお、現行モデルは当初より通気穴が若干小さい仕様となっている。

シュータンのプリント



このシューズのまさに「顔」とも言えるのが、シュータンにプリントされたスタンレー・ロジャー・スミスの顔だろう。

発売当初から現在まで継続されているこの特徴的なプリントは、全体的にシンプルなスタンスミスのデザインの中で、重要なアクセントとなっている。

ヴィンテージモデルでは、顔のプリントに加えて製造国も記載されており、シュータンが一枚革で作られているためステッチが見られないなどといったディテールの違いもある。

豊富なカラーリング

シンプルな白レザーのアッパーをベースに、多彩なカラーバリエーションを展開するスタンスミス。

定番の緑(フェアウェイ)、青(ニューネイビー)、赤(レッド)のヒールパッチに加え、白やメタリック、さらには異素材を使用したデザインも登場。これらの色と同色のアイテムをさりげなく取り入れたスタイリングも人気だ。

キャラクターとのコラボレーションモデルも存在するなど、多様なデザインがスタンスミスの魅力をさらに高めている。

ラバーソールへのこだわり



スタンスミスのラバーソールは、テニスシューズとしての機能性を重視して設計されている。それゆえ、クッション性に優れ、長時間の着用でも快適な履き心地をキープできる。

ソール裏面にはドットパターンの凹凸が施され、優れたグリップ力を実現。当初は天然ラバーを使用していたが、近年は環境への配慮からリサイクルラバーの採用が進んでいる。

機能性と持続可能性を両立したラバーソールもまた、スタンスミスの個性のひとつである。


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