[カルティエ/サントス デュモン]多彩なカラーバリエーションを設けるカルティエ。薄型のアイコンウォッチにティールカラーのラッカー塗装を施した今季作がお目見えした。アラビア数字のインデックスも定番と異なる点で魅力的だ。K18PGケース、縦43.5×横31.4mm、自動巻き。245万5200円[予価、9月発売予定]/カルティエ 0120-1847-00
——さて、今年もスイスで多くの新作時計が発表されました。気になった新作を例に、損しない時計の選び方を教えてください。 関口 例えば、名作のシーズナルカラーは、そもそも本数が少ないこともあって、他人との“被り”がないですし、将来的な価値という意味でも損はないのかなと思います。
カルティエはバリエーション展開がうまいですね。今年も「サントス デュモン」で美しい色彩を見せていました。
[ショパール/L.U.C XPS フォレスト グリーン]看板の「L.U.C」コレクションに加わる独自開発素材「ルーセントスティール™」モデル最新版。深みのあるグリーンにヴィンテージ調のダイヤルが映える。COSC認定された高精度キャリバーもポイント。ルーセントスティール™ケース、40mm径、自動巻き。174万9000円/ショパール(ショパール ジャパン プレス 03-5524-8922)
後藤 個人的にはショパールの一本が「損しない」に当たるのかなと思います。時計界で一目置かれる名品ですが、ブランドの先端素材と安心のムーブメントを搭載して200万円以内。個人的にはもう少し小さければ、なお良かった(笑)。
[パルミジャーニ・フルリエ/トンダ PF マイクロローター]中間色「ゴールデン・シエナ」を採用したバーリーコーン模様の手彫りギョーシェ文字盤は、光の加減でイエローにもサーモンにも変化。文字盤上の控えめな針やアワーマーカーが、ダイヤルの魅力を強調。SS×プラチナケース、40mm径、自動巻き。370万7000円/パルミジャーニ・フルリエ parmigiani.com
今季のパルミジャーニ・フルリエもそうですが、他であまり見かけないカラーダイヤルには自然と愛着が湧いてきます。
あとは、フルゴールドのモデルも注目ですね。ロレックスは話題でしたけれど、入手は困難そう。
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