特集
OCEANS Fashion X Talk
前述の汎用性、そして長い歴史と高い人気を背景に持つフィフティ ファゾムスは、これまでも多様に進化。豊富なバリエーションを誇る。なかでも今季は、ファミリーの根幹を担う自動巻きモデル「フィフティ ファゾムス オートマティック」のバリエーションが拡大した。
最大のポイントはケースサイズにある。これまでの45mm径モデルに加え、よりコンパクトな42.3mmの新顔が仲間入り。たったの3mm以下のマイナーチェンジと侮ることなかれ。ミクロの世界で徹底的にこだわり抜く本物のウォッチメイキングにあって、この差は大事だ。
着用者にとっても、ありがたみは小さくない。必然的に軽装が増える夏には、軽やかな腕周りがよく似合う。ただし、いい大人にとってはジャケットスタイルだって必須。つまり、夏のどんなシーンにおいても42.3mmのフィフティファゾムスが“しっくりくる”のだ。
例えば、清々しいブルーダイヤルと医療でも使われる高品質のグレード23のチタンケースを組み合わせた1本。スポーティで上品なルックスが着用者の懐の深さを代弁し、軽量かつ耐傷&耐腐食性に秀でた素材がフィールドを問わず活躍する。
着用感は、まるで身に着けているのを忘れるほどに爽快。それでいて周囲からは重みある品格とタフネス、若々しいアクティブマインドを認識される。控えめに言って最幸な、新しい夏の名刺代わりになるはずだ。
次の記事を読み込んでいます。