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すべての写真を見る キム・ジョーンズのクリエイティブ ディレクター就任以来、ディオールは数々のコラボレーションを世に送り出してきた。
ジョーダン ブランド、ビルケンシュトック、ミステリーランチ。またKAWS、空山基、ショーン・ステューシーといった偉才たちとの協業もあった。そのたびに世間を騒がせてきたわけだが、今回も然り。
1982年の創業から一貫して「ミリタリーを基軸としたリアルクローズ」を追求してきた、ストーンアイランドとのコラボである。
カプセルコレクションにはアウターからアクセサリーまで、両者のこだわりが融合した逸品が揃っている。
35万円／ディオール × ストーンアイランド（クリスチャン ディオール 0120-02-1947）
例えば写真のカバーオール。ストーンアイランドらしいウォッシュ加工のデニム地に、ディオールの「カナージュ」（格子柄）をデザインしたレザーパッチが効いている。
左胸のレザータグにあしらわれた十字の「コンパスローズ」が、ストーンアイランドのブランドアイコン。オーシャンズ世代にもお馴染みのマークではないだろうか。
ストーンアイランド創業者のマッシモ・オスティは、1970年代から2000年代まで活躍し続けたイタリアファッション界のレジェンドのひとり。そのヘリテージに敬意を表したコレクションでもあるのだ。
小難しく書いてしまったがこのコラボはいいぞ。シンプルさの中にひねりがあって、かつ長く着られるアイテムばかり。心底おすすめしたい。
OCEANS8月号「夏の買い物計画」から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック！ 
