「セカンドキャリアのリアル」とは…… 13歳でAKB48に加入、17歳で正規メンバー入りし、じゃんけん大会で念願のセンターを獲得。内田眞由美さんは、アイドルとして着実にキャリアを築いてきた。
そんな彼女は、現役中に新大久保に焼肉店をオープン。経営者として邁進する内田さんのセカンドキャリアに迫った。
【写真18点】「元AKB48から経営者になった内田眞由美」を写真でチェック 話を聞いたのはこの人! 内田眞由美(うちだまゆみ)●1993年生まれ、東京都八王子市出身。2007年女性アイドルグループ、AKB48 第二回研究生オーディションに合格し、2010年より正規メンバーとして活動。19枚目シングル「チャンスの順番」でセンターポジションを務める。2014年4月、東京・新大久保に自身の店「焼肉IWA」をオープンさせ、経営者となる。Instagram:@mayumi_mmm_
松浦亜弥に憧れ、中学2年でアイドルに
東京の八王子市内で生まれ育ち、小学生の頃からサッカーと極真空手をやっていた内田さん。幼い頃の夢は、意外にもアイドルではなかった。
「動物が好きだったので獣医さんになりたかったんですよね。あとはスポーツも得意だったので、アスリートにも憧れてました。アイドルになることを意識し始めたのは中学校に入ってから。当時、松浦亜弥さんに憧れていて、私もあんなふうになりたいなと思ったんです」。
2007年、中学2年生のときに晴れてオーディションに合格。初めはAKB48の研究生としてキャリアをスタートさせた。
「研究生の頃は休んだ先輩の代わりにステージに立つことがありました。公演も毎日のようにあったので、学校とレッスンの両立が大変でしたね。
先輩後輩の上下関係はしっかりあったけれど、スポーツをやっていたので体育会系なのは慣れっこ。ただ、研究生のときからスタッフさんによるパフォーマンステストのようなものがあって、常に“ふるいにかけられている”とは感じていました」。
2009年に大幅なメンバーチェンジがあり、内田さんも正規メンバーに昇格した。
AKB48はメンバーが多いため、当初は選ばれた約20名がテレビ番組やステージなどに出演していた。そして2009年から2018年までは、年に1回、シングルの選抜メンバーをファン投票によって選ぶ「AKB48選抜総選挙」が行われていた。
「人気投票の上位16名が選抜メンバーとして活躍できます。私はAKBメンバーとして活動を始めてから一度も選抜に入ったことがなくて、ずっと憧れていたんです」。
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