クマに遭遇したり、滑落したりといった危険を回避するために、地質調査は必ず複数のスタッフで行うらしい。
現場では地質構造とその成因について上司と議論もする。
この地層は火山の活動によって繰り返し堆積した火山砕屑物。
また、地質のみならず水質も調査する。
標高が高い場所では、こんな立派な氷柱も。
なお、調査に必ず携行するのは、岩を割る専用のハンマー、地層の伸びている方向を計測するクリノメーターと、叩き割った岩の断面を観察するルーペだ。
“地質屋”の間では三種の神器とされている。
出張先でのオフショットも見せてくれた。まずは、1.2という日本一pH値の低い温泉、秋田県は玉川温泉の大噴(オオブケ)。
日本有数の湧出量を誇る玉川温泉の大噴は、常に98℃の熱湯が噴出している。
愛知県蒲郡市の海鮮市場では海の幸を堪能した。
三河湾で揚がった新鮮な海産物をその場で食べられる。
長野県南相木村の立岩湖では、湖底から湧き出たガスが氷に閉じ込められた「アイスバブル」の撮影に成功。
いくつかの自然条件が揃わないと見られない現象だという。
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