ノルケインのアンバサダーに就任したテニス界のレジェンド、スタン・ワウリンカ。
スイスウォッチの新鋭、「ノルケイン」の勢いが止まらない。同じくスイス生まれの超有名テニスプレーヤーとのパートナーシップ締約、さらには日本限定のスペシャルモデルの発表まで。ひとまず落ち着いて、順を追って見ていこう。
と、その前に、まずはノルケインの歴史を振り返っておく。と言っても、ブランドの誕生は2018年。老舗がひしめき合うスイスウォッチメーカーのなかでは、超新星の類に入る。
ケース径42mm、41時間パワーリザーブ、サファイヤケース、200m防水。「ワイルド ワン スケルトン コーラル」90万2000円/ノルケイン(ノルケイン ジャパン 03-6864-3876)
ただ、中身は超濃密だ。スイスブランドらしい“家族経営の独立企業”であり、意思決定機関は創業者兼CEOのベン・カッファーを中心に時計界のエキスパートとエリートアスリートを交えて構成。
2022年には、タグ・ホイヤーやウブロで一時代を築いた巨匠ジャン・クロード・ビバー氏が取締役会顧問に就任した。さらには世界中で数多くのスポーツ大会のオフィシャルタイムキーパーを務めるなど、圧巻の存在感を放っている。
ケース径42mm、41時間パワーリザーブ、サファイヤケース、200m防水。「ワイルド ワン スケルトン ゲッコー」90万2000円/ノルケイン(ノルケイン ジャパン 03-6864-3876)
そんなブランドがこの度タッグを組んだのは、スイス人テニスプレーヤーのスタン・ワウリンカ。キャリアで3度のグランドスラム王者に輝く正真正銘のトッププレーヤーが、ノルケインの顔である“ノルケイナー”に就任した。
ノルケインのアイコンモデル「ワイルドワン」を彼が初めて身に着けたのは、2022年の全米オープンがはじめて。それから時を経て正式にアンバサダーとなった喜びを、「ノルケイナーとして、ブランドの成長の一翼を担えることをとてもうれしく思います。私は腕時計をしてプレーをするのが好きで、この時計の技術的な仕様に大きな期待を持っていました」と語っている。
さて、ここからは時計そのものにフォーカス。まずはスタン・ワウリンカが実際に身に付ける、カラフルな新作をご覧いただきたい。
耐衝撃性に優れた革新的カーボン複合素材「ノルテック」製のケース、さらには独創的なスケルトンダイヤルを採用した「ワイルドワン・スケルトン」に加わった2つの新色は、レッドカラーを全仏オープンで、グリーンカラーを全英でワウリンカが着用。
どちらも大会中のコート(赤=クレーコート、緑=芝コート)からインスパイアされた色ながら、都会の腕元にも映えるスタイリッシュな仕上がりが魅力だ。
ケース径42mm、41時間パワーリザーブ、サファイヤケース、200m防水。「ワイルド ワン スケルトン JP」93万5000円/ノルケイン(ノルケイン ジャパン 03-6864-3876)
そしてもうひとつ注目したいのが、日本限定の“白い”ワイルドワン・スケルトンだ。すっきりとしたルックスが夏の焼けた肌にも好印象のこちらは、ノルケインと日本の絆が生んだ1本。ブランド創業時からの飛躍を支えた日本のファンに向けた、友情の証しなのだ。
当然、機能面だって他バージョン同様にすこぶる優秀。高い耐久性を持つ独自開発キャリバー「N08S」を搭載し、総重量わずか78gという軽さと充実の200m防水を達成している。
レジェンドテニスプレーヤーをノルケインチームに迎え入れ、日本のファンに向けた限定モデルも発表するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いそのままにノルケインは新章を更新し続ける。その革新性を腕に纏えば、新しい夏の楽しみがさらに広がること間違いなしだ!
[問い合わせ]ノルケイン ジャパン03-6864-3876www.norqain.com