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2024.06.30

ファッション

優しいスウェットから硬派なバッグまで!「MASU」デザイナーの“ワクワク感”重視なモノ選び

「MASU」のスウェット。フロントには仲の良いクリエーターのグラフィックを落とし込んだ。

「MASU」のスウェット。フロントには仲の良いクリエーターのグラフィックを落とし込んだ。


「Feel So Goodなモノ語り」とは……
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MASU デザイナー
後藤愼平さん
前職にてインハウスブランドの設立に携わり、2018年にMASUのデザイナーに就任。東京都主催のコンペティションにてグランプリを受賞。パリコレにも初参加するなど今後の活躍が期待される若手のひとり。masu_officialaccount
エディター
阿部勇紀さん
1982年生まれ。ミュージシャンとして活躍し、2018年に「ハイプビースト・ジャパン」に参加。国内外のモード、ストリートファッションのシーンに精通し、多くのデザイナーをはじめ著名人ともパイプを持つ。yvkiabe
阿部 まず、グラフィックが素敵なスウェットはどこがお気に入り?

後藤 2024年春夏のMASUのもので、ボディにあえて既存のものを採用しているんです。

バックには今シーズンのテーマである「BECAUSE I BELIEVE IN MYSELF」のメッセージ。

バックには今シーズンのテーマである「BECAUSE I BELIEVE IN MYSELF」のメッセージ。


阿部 既にあるボディは味があっていいですよね。

後藤 スウェットは肩肘張らずに着たい。着心地の良さよりガシガシ着られるほうが僕の中では重要!

阿部 確かに、スウェットはスウェットらしくラフに付き合いたい。このジャケットは珍しい生地ですね。

「MASU」のジャケット。何ともいえない心地いいタッチはフロッキー加工されたオリジナル生地によるもの。フロントをマグネットにするなど極力デザインを削ぎ落とすことで、Gジャンベースだが“らしくない”雰囲気に。

「MASU」のジャケット。何ともいえない心地いいタッチはフロッキー加工されたオリジナル生地によるもの。フロントをマグネットにするなど極力デザインを削ぎ落とすことで、Gジャンベースだが“らしくない”雰囲気に。


後藤 シルバニアファミリーの人形の肌触りを参考にしました。

阿部 言われてみると(笑)。

後藤 フロッキー加工の肌触りは気持ちいいですし、誰もが知っているあの質感を表現したかった(笑)。ベースはGジャンですが、優しい雰囲気があり、気に入っています。


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