都会でも自然でも活躍する「道具感」が好み
SEIKOブランド100周年のアニバーサリーイヤーを祝うゴールドカラーの挿し色が施されたスペシャルエディションモデル。日本の伝統技術を用いた技法で編み込まれたファブリックストラップ付き。「SEIKO ブランド 100周年記念 メカニカルダイバーズ 1965 ヘリテージ スペシャルエディション SBDC199」20万3500円/セイコー プロスペックス(セイコーウオッチお客様相談室 0120-061-012)
都会と自然と2拠点生活が多くの恩恵をもたらしているShogoさんが、2021年に自身のブランド「KEIMEN(カイメン)」をスタートさせている。
「畑でも着ていた服をそのまま街で着られないかな、というのがきっかけ。畑と街を印象的にもシームレスにつなぎたくて。ウェアのほかに、ギアも作っています」。
都会的ながらも自然での暮らしにも活用できるアイテムを作るべく、実体験によって生まれた必要性から立ち上げたものだ。ここにも、デザインを担当する仲間の存在が大きかったようだ。
「長期的に見通して何かを始めるというよりも、その場その場のタイミングに恵まれてきた印象。人との出会いが大きいんです。何事も全部自分ひとりじゃできませんから。相方ができたときに“一緒にやろう”という始め方。今、振り返るとその時々に必要なことをやり始めているんですよね」。
最後に着用した一本は、SEIKOの名を冠した腕時計を製造して100周年という本年を祝したスペシャルエディション。チャコールグレーにゴールドカラーの配色や、発色の良さを求めて採用されたアルミベゼルなども相まって、ヴィンテージライクな面持ちに。
「自分のブランドのアイテムも“畑仕事に使えること”が第一。そして、街でも活用できるデザイン性を加味。サンプルを実際に畑で着て使えるかどうかをフィードバックしながら、一点一点制作しています」。
カイメンというブランドでShogoさんが表現している世界観に最もリンクしていると感じたのが、こちらの限定モデルのようだ。
「道具として理にかなったディテールを備えながら、さりげなくセンスのある表情に仕上げている点にすごく惹かれます。ただ、こうして3本並べるとそれぞれが魅力的で、どれか1本選べと言われたら、かなり迷ってしまいます(笑)」。
都会的で美しいブルー、オリジンをより精悍に仕上げた王道のブラック、そして、ネオヴィンテージの薫り漂うグレー×ゴールドでアニバーサリーイヤーを祝うスペシャルエディション。
「40歳を目前に、上質なもの選びをするようになってきたなかで、歴史のあるセイコーの腕時計というのは、自分が着ける理由に十分なりえます。
それでいて、機能とデザインが両立されていて、自然と都会を行き来する自分のライフスタイルにもマッチしているとなれば、今着ける時計って、もしかしてコレかな、と思わせてくれますよね。背景を知れば知るほど好きになってきました」。
別段“時計好き”というわけでもなかったShogoさんの心をワシ掴みにした、セイコー プロスペックスのダイバーズウォッチ。都会と自然をシームレスに動きたい男にとっては、かなり魅力的に映るようだ。
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