「よろしくお願いします」。
こちらはDX事業本部で働くチェ・ジヨンさん。韓国人の母親のもと、大阪の鶴橋で育った。
鶴橋といえば日本有数のコリアンタウン。焼き肉を始めとする美味しい韓国グルメで溢れている。最近「辰杏珠 Sin an ju」というタピオカ屋もできたため、タピオカ好きのジヨンさんは地元に帰ると必ず飲むそうだ。
渋谷や名古屋にも展開する人気店。
ちなみに、どんなお子さんでしたか?
「アクティブな子供でしたね。あとは、表現するのが好きで小さい頃からピアノやダンスを習っていました」。
4歳のときのジヨンさん。
「韓国料理のストリートグルメでは、鶏の唐揚げに甘辛いソースをたっぷりからめた『タッカンジョン』が美味しいです。辛いのが苦手なので、あれぐらいがちょうどいいんですよ。
家ではお母さんが作ってくれる『キンパ』がお気に入りでした」。
運動会、遠足、卒業式など、イベントのたびに登場する定番料理。
家での会話は韓国語だったので、ひらがなを学んだのは小学校に入学してから。しかし、今では韓国語より日本語のほうが流暢に話せる。
「妹と弟が韓国語を忘れかけてきたので、これはまずいとなって私が中3のときに父の故郷である忠州(チュンジュ)に移住しました。韓国は教育大国でぶっちゃけすごいしんどい。
高校では朝7時に学校に着いて夜10時まで勉強。その後、塾に行きます。それが毎日。部活もなかったですね。文化祭でダンスを披露したのはいい思い出ですが」。
ダンスメンバーとの写真(下段中央左側で顔に手を当てているのがジヨンさん)。
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