未来感溢れる「イエ」シリーズ
イエ「P7」。フロント&リアライトがコの字型になる。サイドミラーはカメラ方式らしい。
イエシリーズの第1弾として2024年末に販売が予定されているのは、「P7」と「S7」という2台のSUV。
どちらも1モーターで後輪を駆動させる後輪駆動モデルと、2モーターによる四輪駆動モデルが用意される。
イエ「S7」。フロント&リアライトは「Y」を横にしたような形。こちらもサイドミラーはカメラ方式のよう。
F1に挑戦している同社らしく、走りにはこだわっているようで、後輪駆動モデルは軽快でスッキリしたハンドリングを実現し、四輪駆動モデルは高出力ながら意のままに操れるとしている。
S7のインテリア。P7と同じで、ほとんどの操作が大型ディスプレイに集約される模様。
P7とS7は基本的なフォルムが同じだが、フロントマスクやリアライト形状などで差別化されており、どちらもパキッとしたラインがボディ横を貫くのが印象的。
またAIや各機能と連動して、インパネやドアパネルに備えられたLED発光パターンが変わるらしい。
「GTコンセプト」。4ドアなのに2ドアに見えるスポーティなデザインが印象的。
この2台に続くイエシリーズ第2弾として予定されているのが「GTコンセプト」。
コンセプトと名前に入っているくらいだから、販売時には多少変更されるのだろうが、2ドアクーペに見えるこのフォルムにまず魅了される。
GTコンセプトのインテリア。レーシングカーみたいなステアリングはそのまま市販されるか!?
インテリアはまるでレーシングカーのコックピットみたいだが、デジタルのサイドミラーや大型ディスプレイ、シフトレバーではなくタッチ式シフトスイッチなど、かなり未来的だ。だからドライバーはつい走ることに集中してしまいそうだが、助手席がつまらないわけではない。
助手席の前に備わる大型ディスプレイは遠焦点ディスプレイなるもので、ホンダの4輪車として初採用されるという。
この遠焦点ディスプレイは、奥行き感があって大画面を見ている感覚になるので、まるでプライベートシアターのように好きな動画に浸れるらしい。
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