武家の風格を感じさせる館内のしつらえ
スタンダードな3名定員の和室。
界 長門のすべての客室が、ご当地部屋「長門五彩の間」という名称で統一されている。
地元の伝統工芸品である徳地和紙、萩焼、萩ガラス、大内塗、そして窓から望むリバービューの景色を合わせた“五彩”が、深い歴史の風格を感じさせるしつらえとなっているのだ。
ちなみに、山口が誇る「萩焼」は、茶道家にもよく使用される由緒ある陶芸品。
館内を彩る萩焼らしい素朴な作風の逸品に加え、新たな手法も取り入れた新鋭の作家陣による作品もまた見ものである。
露天風呂付きの広々とした2名定員の特別室。
客室は3名、4名定員の和室や2名定員の露天風呂付きの特別室を用意。広々として館内に全室40室というキャパシティもあって、館内全体はとても落ち着いた雰囲気だ。
ゆっくりと流れる時間をパートナーや気の置けない人と密に過ごすのも良いが、界ブランドはおひとりさまのご利用も大歓迎。疲れた心とカラダを癒したい、ひとり気ままに過ごしたいなんてときに利用するのにも打ってつけだ。
ここ長門湯本温泉は山口県最古の温泉。泉質はアルカリ成分が強く、とろみがあることから美肌の湯とも呼ばれている。
露天風呂と内湯が楽しめるが、内湯は、源泉かけ流しの「ぬる湯」と湯温高めの「あつ湯」のふたつを備えているのも特徴的だ。
さらに温泉を満喫したい方は、長門のシンボル的存在、600年の歴史を持つ「恩湯」で立ち寄り湯を。
距離は界 長門からも徒歩圏内なので、街を散策しながら界 長門と異なる泉質の名湯を楽しむのもオススメだ。
界ブランドの食事といえば会席料理。界 長門でも楽しめる山口の名産・ふぐは冬のグルメだが、これからの季節にオススメなのは山口の郷土料理「瓦そば」から着想を得た瓦焼きを含む特別会席のコース。
“瓦焼き”では地元長門名産の鶏肉、旬の野菜を瓦焼きで提供。ほかにも肉厚いで柔らかいイカや山口オリジナルの柑橘など、ご当地グルメに舌鼓を打ってほしい。
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