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地球縦断をやって見せた“市販”の日産アリア



アリアといえば言わずと知れた日産のスタイリッシュな電気自動車。それで地球の端から端まで走ろうというのだから、さぞかし大容量のバッテリーを積んだのかと思ったら、挑戦したイギリスの冒険野郎、いや冒険夫妻のクリス・ラムゼイとジュリー・ラムゼイは、なんと市販のアリアを選択した。

では、充電用車両を併走させたかと思えばそうではなく、風力発電機とソーラーパネル、ポータブル充電ユニットを牽引しながら北極を出発し、赤道を越え、南極へ到達した。

風力発電機とポータブル充電器を搭載した充電ユニットを牽引する日産アリア。

風力発電機とポータブル充電器を搭載した充電ユニットを牽引する日産アリア。


極地から極地まで走るための39インチの巨大タイヤを装着し、それに合わせて足回りはセッティングされているが、バッテリーやパワートレイン、電動四輪の制御は市販車のまま。



マイナス30度からプラス30度の気温差、雪に覆われた氷河や、険しい山脈、広大な砂漠等々をものともせず、約10カ月間かけて約2万7000kmの旅を成功させた。


赤道直下付近を走行中の日産アリア。

赤道直下付近を走行中の日産アリア。


つまり、素のアリアは意外と(失礼!)スーパータフなヤツらしい。あとは、この冒険に使われた牽引できる充電ユニットがあれば、誰もが北極から南極へオーバーランドを楽しめるかも!?


3/3

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