ヴィンテージルックで中身は最新なジープ・ウィリス・ディスパッチャー・コンセプト
「ジープ・ウィリス・ディスパッチャー・コンセプト」。ボンネットのサイドに「WILLYS」の文字がエンボス加工されている。
一方、鮮やかなグリーンを纏うの「ジープ・ウィリス・ディスパッチャー・コンセプト」は、車名にウィリスが入るように、戦後に民生用として払い下げられた頃の“ジープ”をイメージさせるコンセプトカーだ。
ただし、そのベースにプラグインハイブリッドの「ラングラー4xe」が用いられているのがミソ。
ドアに窓はなく、屋根もない。もし雨が振ってきたら、電動ではなく人力で頭上をシートで覆う感じ。
淡いクリーム色のヴィンテージ感あるホイールに36インチのタイヤを履き、クラシックなウインチがフロントバンパーに備わる。
インテリアもサドルレザーとハウンドトゥースのクロスがミックスされ、床は泥の付いたブーツで汚れてもへっちゃらなビニールに覆われる。
ヘッドレストが取り外されたローバックスタイルのシート。
こんな風に、ヘッドレストのないシートに座って、ドアから肩肘を出しながらコーラ(ビールかも!?)を飲みながら車を走らせるのが当たり前だった、当時の雰囲気がそのまま再現されている。
でも電気だけでも走れるプラグインハイブリッドだから、燃費が良くて環境に優しい。そんなギャップ萌えしちゃう一台だ。
3/4