充電には200V・3kWのコンセントを使用。「このガレージは太陽光発電なので、環境負荷は実質ゼロになります」。
さらには気になる経済面も、目を見張るものがあるよう。安東さんはガレージにソーラーパネルを取り付け、愛車の充電に活用。
都内までの往復約100kmをかなりの頻度で乗り、帰るたびに充電しても、売電ができるほど余裕があるという。
2階建てのガレージ外観。
「お金をもらって車に乗れるなんて、以前では考えられないこと。しかも自宅で動力源を調達できるのも、想像以上に楽。経済的にも精神的にも豊かになって、カーライフがより充実してきた感覚ですね」。
数々の名車に乗ってきたからこそこだわるインテリアにも満足の様子。
メリットを多く感じている、EVという選択。どんなライフスタイルの人に向いているのだろうか。
「地方の戸建て在住者にこそ、乗ってほしい。太陽光発電とセットなら、長い目で見れば経済的メリットも。ガソリンスタンドが減っている現状を鑑みると、地方にこそEVはフィットするのではないでしょうか」。
安東弘樹さん●フリーアナウンサー。専門媒体への寄稿やイベント登壇など、自動車関連の活躍が多いことでも知られる。ロータス・エリーゼとレンジローバー・ヴェラールも所有。ドライブが趣味で、概算ながら累計走行距離は地球40周分になるとか。
3/4