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すべての写真を見る アメリカ文化に触れて育ってきたサーティーファイブサマーズの信岡 淳さんに、プレーンで清潔な白シャツを問えば、「オックスフォード地のBDシャツですよね」と返ってきた。
加えてマジメ=クラシックという観点からセレクトしたのは、生地が分厚く、古き佳きアメリカを彷彿させるものだ。そんなトラッドな一枚で実践する着こなしには、3つのルールがあった。
信岡さんの着こなしマイルール
① ボタンはガバッと開けたママ
② 脱いだらすぐ洗濯機へ!
③ ノーベルトでタックイン
[POINT]①ボタンはガバッと開けたママ ②脱いだらすぐ洗濯機へ! ③ノーベルトでタックイン シャツ、デニム、Tシャツ=すべてアナトミカ
「フロントボタンをガバッと開けて着ます。少なくても3つ以上は開けるかな」。そして、中にはクタッとした白のTシャツを覗かせてラフに味付け。
その際はノーベルトとタックインをセットで行い、少しばかりのきちんと感を加える。そんな着こなしのネタ元はなんと、ジェームズ・ディーンなんだとか。
信岡さんの愛用シャツ。一見同じ白シャツに見えるが、実はオンスが異なる3枚。より品良く見せたいときは薄めの生地を選ぶなど細かなニュアンスまでこだわっている。すべてアナトミカ
「映画『理由なき反抗』で見た彼のハリントンジャケットの無造作な着こなしに憧れました」。そう話すように劇中の彼は、ジャケットのフロントジップをガバッと開けており、信岡さんのシャツの遊び方やジャストサイズのデニムの着こなしともリンクする。
不良っぽさのアイコンから学ぶまさに不真面目な着こなし。これも大人だからできる、シャツとの付き合い方なのかも知れない。
信岡 淳さん●1974年生まれ。サーティーファイブサマーズのPR。アナトミカやロッキーマウンテン フェザーベッドの広報をメインに活躍。またシーズンビジュアルの製作は撮影から担当する。
OCEANS6月号「スタイルある男たち」から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック!