「よろしくお願いします」。
こちらは、GMOグローバルサイン・ホールディングスのクラウドソリューション営業部に勤務する阪口真弓さん。
ふだんは大阪支社に勤務しているが、1カ月に1回はWebマーケティングを担当する「電子印鑑GMOサイン」関連業務のために上京するそうだ。
そんな真弓さんは大阪府高槻市出身。大阪グルメといえばお好み焼きだ。
「美味しいお店はたくさんあって、人気なのはチェーン店ですが『千房』。ふわふわ食感の生地にたっぷりの具材が入っているんです。特におすすめは王道豚玉(下の写真)。店員さんのマヨネーズのかけ方も美しくて秀逸です」。
「でも、やっぱり実家のお好み焼きがいちばん」と殊勝なことをおっしゃっていました。
踊ることが大好きで5歳からダンスとバトントワリングを習い始めた。
「子供の頃から相当の負けず嫌いで、小学校1年生のバトントワリングの大会では銀賞を取ったのですが、本気で金賞を狙っていたので悔しさの余り、大会会場のトイレに閉じこもって1時間ぐらい出てこなかったそうです」。
小学校時代にバトントワリングの大会に個人で出場したときの写真。
バトントワリングは小学校4年生で辞めたが、ダンスは今も続けている。
週末に大阪府内のダンススタジオを借りて自主練を欠かさない。
高校時代の思い出はニュージーランドに半年間留学したこと。ホストファミリーがみんな優しく、とくにお母さんは娘のようにかわいがってくれたそうだ。
「オークランド郊外の酪農家で、羊や鶏と一緒の生活です。ベテランの牧羊犬もいたので、寂しいときはよく話しかけていました」。
裁縫やケーキ作りも教えてくれたというお母さん。
高校卒業後は語学系の大学に進学。新入生歓迎のパフォーマンスに感動してチアリーディング部に入部した。
「チアって一見華やかに見えますが、体育会系中の体育会系なんです。先輩にドアを開けさせたり、エレベーターのボタンを触らせたらダメというルールもあって。
私は身長がそんなに高くないので、いちばん上に乗ったり空中を飛んだりする『トップ』というポジションでした」。
大学4年生のときに何校か合同で出演したイベントの様子。
新卒で入社したのはブライダル会社。ドレスコーディネーターとして数え切れないほどの新郎新婦と接してきた。
「本番のお衣装を試着していただいて、ご決定いただいたものを本番で手配するという仕事です。経験を積むと、少し喋るだけでその方の好みや感覚がわかるようになるんですよね。試着ルームで新婦さんが号泣したこともありました。全部が自分の理想通りだって」。
この頃から、自分のがんばりや表現で誰かに感動を与え、元気にできる仕事が向いていると思うようになる。
担当した新郎新婦から挙式後にお礼のプレゼントを渡されることも。
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