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また、訪問販売員にはこの家は契約がとれるというポイントがあるそうで、
・玄関やベランダなどの外回りが汚い
・玄関の三和土に足の踏み場がない

など、散らかっている、汚れているというのが目安なのだそう。

物が多い、物があふれているということは、
・お金にルーズ
・欲しいと思ったら即買い
・勧められたら考えずに買う
そういったタイプがほとんどです。

物が多いと貧しくなる

映画やドラマ、資料などでしか見たことがありませんが、戦前戦後の庶民の家庭は、物がほとんどなかったように思います。

居間にちゃぶ台があり、タンスと布団とわずかな食器や衣服。衣服や靴下は、つくろって長く着る。お鍋は修繕し、包丁は研いで使うなど、わずかな物を手入れして長く使って暮らしていた。そんなイメージです。

しかし、現在、お金持ちはスッキリ片づいた部屋に住んでいますが、家計状況があまりよろしくない家は、逆に物が多い。以前、お金がないという方のお宅を拝見する番組がありました。

屋根に穴が開いた小さな住宅でしたが、床から天井、玄関前から家の中全てが物だらけ。買った物もあれば、拾ってきた物もあるといいます。その方の暮らしにまったく関係ないような物が多々みられました。

同じように報道番組でたびたび取り上げられるゴミ屋敷。

使わない物、ゴミとなる物を取っておく人は、人間関係に支障が出てきます。近隣ともめたりとか、かたくなになり他人とのコミュニケーションを遮断してしまうなど、運以前に生活に問題が出ています。

私が見ている範囲では、ゴミ屋敷の主は運がよい、成功しているといったことからほど遠い人ばかりでした。

ただ、ゴミ屋敷状態で暮らしている方は、お話を伺うと、身内がいなくなり、交友関係もほとんどないことから、孤独を埋めるために物を必要以上に抱え込んでいるように見受けられました。

人間の幸福度は「人とのつながり」が最上位です。

他者とのおしゃべりは幸せホルモンがいっぱい出るそう。もしかすると他者とのコミュニケーションが物を捨てられるカギなのかもしれません。


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