▶︎すべての写真を見る トライアスロンをやってみたい! と考えている人は少なくないかもしれない。ご存知のとおり、1回のレースで、スイム・バイク・ランの3種目を行う過酷なスポーツである。
意外にも競技人口の割合は40〜50代が最も多いのだとか。
つまり、オーシャンズ世代(30〜40代)にとってはこれからが本番。ということで、初心者が目指すべきレースの目標やメリット・デメリットをトライアスリート兼トライアスロンYouTuberのヒロさんに伺った。
話を聞いたのはこの人! ヒロさん●トライアスロンがもっと楽しくなる動画を日々配信しているトライアスロンYouTuber。トライアスロンを始めて3年で「IRONMAN」を完走。(IRONMAN:スイム 3.8km・バイク 180km・ラン 42.195km) 日本トライアスロン連合の第3種公認審判員でもあり、日本のトライアスロンを盛り上げながらシーンのトップを走り続けている。 YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@hiro_triathlon
トライアスロンでしか味わえない至極の達成感
ーーまずは、トライアスロンがどのようなスポーツなのかお聞かせください。 トライアスロンは、スイム・バイク・ランの3種目で競い合うスポーツです。運動量の高い3種目を1日で行うため、過酷なスポーツとして知られています。しかし、意外にも競技人口のピークは40〜50代なんですよ。
40〜50代は、経済面と時間面に余裕が出てきて競技を始めやすい時期になります。また、20〜30代の皆さんが思うほど、年齢を重ねても体力は急激に衰えません。
特に40代以降のトライアスロン愛好者は、年を重ねるごとに体力と精神面に磨きがかかっている人が多い印象です。
ーー初心者がトライアスロンを始めるメリットを教えてください。 トライアスロンには、数え切れないほどのメリットがあります。その中でも、特に伝えたいのがトライアスロンでしか味わえない至極の「達成感」です。トライアスロンは過酷なスポーツです。ですが、この達成感こそが私がトライアスロンをやめられない理由でもあります。
そのほかのメリットは、「タイムマネジメント能力」「セルフマネジメント能力」が身に付くことや「仕事以外の友人を作れること」です。トライアスロンは、多くの経営者も取り組んでいるスポーツなので、さまざまな交友関係を広げられます。また、大自然を思いっきり感じられることも大きな魅力です。
ーー反対に、トライアスロンのデメリットは何がありますか? ほかのスポーツに比べてお金がかかる点です。初心者の方が大会に参加するためには、おおよそ20〜30万円の初期費用が必要になります。もちろん、すでにロードバイクを持っていたりウエットスーツがあったりする場合は、そこまでの費用は必要ありません。
費用を抑える方法としては、ロードバイクやウエットスーツなどのレンタルサービスを活用することです。初めての大会は必要な道具をできるだけレンタルで揃えて、トライアスロンが続けられそうなら徐々に購入していきましょう。
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