「オキニのメンテナンス塾」とは…… 武骨さと丈夫さが魅力のワークブーツだが、それに甘えてケアをおざなりしてはいけない。経年変化のシブさよりも劣化が目立ってしまうからだ。
そこで今回は、アメリカンワークブーツの雄「レッドウィング」に正しいケア法を教えてもらおう。
▶︎【写真18点】「レッドウィング公式に聞く、簡単ブーツケア」の詳細を写真でチェック 訪れた場所は…… 「レッドウィング・シューストア 東京青山」
アメリカを代表するワークブーツブランド「レッドウィング」の旗艦店のひとつ。ソール交換やケアの相談も随時受け付けている。
住所:東京都港区南青山5-4-29
電話:03-6450-5349
営業:12:00〜20:00(土日祝11:00〜19:00)
定休日:水曜
HP:https://redwingheritage.jp
話を聞いたのは……
川口憲太さん●レッドウィングのリテールマネージャー。アメカジの恩恵を受けた若い頃からレッドウィングを履いており、かれこれ20年以上の近い付き合い。今も夏冬問わず足を通す。
レッドウィング公式に聞く、最新ブーツケア
――レッドウィングのブーツは一般的なレザーブーツや革靴とケアの方法が違うんですか? 川口 うちのブランドで推奨しているケア法はありますが、違う方法でケアしたからといって間違いではありません。
――どのくらいの頻度でケアしたらいいのでしょうか? 川口 よく「1年に何回オイルを塗るの?」とお客様に聞かれますが、それはブーツを履く頻度と比例します。週に1日しか履かない人と週に4日履く人では当然違いますし、季節によっても変わります。
ブーツの表面に触れて乾燥してきたなと思ったらオイルを塗るようにしてください。
――はい! 川口 買ったばかりのブーツはしっかり油分入っている状態なので、約3年はオイルやクリームなどのケアをしなくてもほぼ問題はありません。うちのスタッフでも、さほどケアをしない人はいますね。ケア自体もとても簡単です。
2/3