クロノシャルム ファウンダー、ヘアメイクデザイナー 田中誠太朗
▶︎すべての写真を見る 都内で完全会員制のビューティサロン業を営むかたわら、タレントのヘアメイク業を行う。
さらに近年では自身の地元・北海道の素材を使ったライフスタイルブランドであるクロノシャルムを展開する、美のカリスマ。
そんな多忙な田中誠太朗さんのご褒美的FUN-TIMEを伺った。
ホテルステイで味わうホスピタリティがご褒美
「若作りで……、なんとか頑張っています(笑)」。
そう言いつつカメラのレンズに顔を向けながら破顔する。メディアに露出している写真はどれも若々しいが、実際に会うと実年齢よりもさらに若く見える。
「お酒も弱くなってしまい、昔なら平気だった量も、最近は翌日に残るようになっちゃって(笑)。今年で39歳、ちゃんとおじさんです」。
そんな田中さんのFUN-TIMEはホテルステイ。
「チェックインをしてからプールに入ったり、ラウンジでお茶を飲んだり、食事をしたあとにサウナに入って最後にバーでお酒を飲んだりっていう。基本的にホテルから出ません。この時間が自分にとってはすごく贅沢であり、最も落ち着くひとときです」。
畑は違えど、お客さまに心地良く過ごしてもらうという意味では、美容もホテルと同じサービス業。もともとは視察を兼ねてホテルステイを始めたが、いつしか不可欠な時間になったそう。
「ラグジュアリーなホテルのサービス内容を知りたかったんです。あと父親が一級建築士ということもあり、昔から建築物やインテリアにもすごく興味があって。
例えばリッツカールトンなどの高級ホテルの部屋には用途不明の贅沢な空きスペースがあったり、インテリアでもさりげなく高価な器が置いてあるじゃないですか」。
こう聞くとインドアな印象が強いが、本質的にはアウトドアのほうが好きかもしれないと続ける。
「高校生くらいまでは、夏になると毎年家族でキャンプに行っていました。最近は昔のように本格的なキャンプはできていませんが、グランピングはよくやっています。
そうそう、サウナも好きなのですが、北海道・十勝ではサウナの本場、フィンランドの文化であるアヴァントサウナができるんです。
冬場の凍った湖に穴をあけて、サウナで温まった身体を湖の冷水に浸かってクールダウンさせるというもので。僕は雪にダイブするといった北海道ならではの外気浴はしていますが、アヴァントサウナはまだ未体験なので、興味深いです」。
ドラマ「ビューティフルライフ」で主人公を演じた木村拓哉に影響を受け、美容師になるために上京。専門学校を卒業後、都内のサロンで仕事を始めカリスマ美容師を目指すが、あることを機にその考えに変化が訪れる。
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