「よろしくお願いします」。
こちらは同社でディレクターとして働く大田佳帆さん。仕事内容はイベント運営に関するクライアント対応、スタッフのアサインや研修・管理など多岐にわたる。
「今日が取材ということを忘れていて、緩めの服を着て来ちゃったんです。まずいと思って、さっきラフォーレでこの服を買いました」。
お茶目な彼女が生まれ育ったのは兵庫県の宝塚市。阪急電車に乗って武庫川に架かる宝塚大橋から見える風景を見ると「帰ってきた感」があるという。
右側には町のシンボル、「宝塚大劇場」が見える。
「母が宝塚のファンで、小さい頃からよく一緒に観劇に行きました。特に推しはいませんでしたが、トップさんとかの上手い方の舞台は感動ものです」。
春は劇場前の通りに咲く花がきれいで「花のみち」と呼ばれているそうだ。
なお、佳帆さんには3歳上の兄がいる。
「負けず嫌いな子供だったので、兄の『これできる?』という挑発に応戦するんです。一度は、ソファーの上ででんぐり返しをしてから横の机に着地するという技ができないのが悔しくて喧嘩になりました」。
“ライバル”だった兄と撮った七五三の写真。
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