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さらなる高みを目指すために、平野が直接プロデュースに携わったこだわりの詰まる渾身のゲームウェア


新ゲームウェアはシェルジャケット

新ゲームウェアはシェルジャケット


平野の「1ミリでも高く飛ぶために、よりウェアを軽くしたい」という要望から新たにプロデュースされ、今回の「X Games Aspen 2024」にて初披露となった新ゲームウェア。2022年の夏からデザイン制作をスタートし、1年以上かけて開発したもので、前回のハイブリッドダウンスノーボードパーカからデザインも機能もガラッと変更されている。

旧デザインと大きく異なるのはダウンジャケットからシェルジャケットへ変わったことだ。両者の話し合いの中で平野は防寒性よりも自分の動きと軽さにフォーカスしたいということで、ダウンジャケット以外のオプションを模索したところ、本人から「シェルでも問題ないです」と意見を得たことで実現した。

ここでは、そんな今回のシェルジャケットのデザインで平野がこだわっているポイントを紹介する。

まずはウェアのデザイン方法だ。普通の洋服は基本的に生地を2枚使って切り返しているため肩の部分にラインがあることが多いが、本デザインは防水・防風加工がされた1枚の生地で切り替えがないように仕上げており、腕が上がりやすくなっている。

フード

フード


次はフードの形状だ。雪や風を避けやすくするためにツバの長さや角度は特にこだわっており、何度もサンプルを改良しヘルメットの着脱時を含めどんな状況にも対応できるような形状に仕上げ、かつアジャスターを搭載することでフィット感をさらに向上させるようにデザインされている。

フードに搭載されたアジャスター

フードに搭載されたアジャスター


またフィット感という意味では裾を抑えるために搭載しているドローイングもその一つだ。ファッションとしてもオーバーサイズで着ることを好む平野だが、そんな彼が競技中にライディングしやすく、かつ飛んだ時のシルエットが綺麗に見えるように裾が絞れる仕様になっている。さらにその絞ったドローイングが邪魔にならないようウェアの内側に留め具がついており、ドローイングをコンパクトに収納することも可能である。

収納可能なドローイング

収納可能なドローイング


そして平野にとって練習から本番まで必要不可欠な音楽を聴くためのイヤホンを通せる穴が内ポケットについている。また他の細かなこだわりとしてはベンチレーション(風通し)やシステムファスナー、持ちやすい形状のジッパープーラーなどがあり、平野が欲しい機能を全て網羅したウェアとなっている。

イヤホンが通せる穴を内ポケットに搭載

イヤホンが通せる穴を内ポケットに搭載


システムファスナー

システムファスナー


なお今回、この新ゲームウェアのお披露目に際して「ユニクログローバルブランドアンバサダー」のSNSアカウントにて2名様に「平野歩夢選手直筆サイン入りX Games Aspen 2024着用ゲームウェア」が当たるプレゼントキャンペーンを実施中とのことだ。気になる方は是非公式SNSアカウント「インスタグラム・X(旧Twitter)」をチェックしてみて欲しい。


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