サステナブルで賛同の輪を広げる次世代の注目株
しっかり厚手の裏起毛ボディに、製品染め&洗い加工によって程良く着込んだようなフェード感を与えた一着。2万5300円/エコサイクル(エストネーション 0120-503-971)
LAのメーカー、USスタンダードアパレルによって2020年にデビューしたエコサイクル。
クオリティの高さに定評のあるスペインの紡績工場、ベルダ・ロレンズ社が開発したリサイクルコットン50%×オーガニックコットン50%の糸を全アイテムに使い、生地の編み立てから裁断、縫製、染色までをLAのファクトリーで一貫生産し、その名のとおり地球環境に配慮したプロダクトを提案している。
まだ歴史こそ浅いものの、サステナブルな活動に賛同したステューシーやユニオン、ガールズ ドント クライ、ラグジュアリーストリートの火付け役であるフィア オブ ゴッドといった人気ブランドをはじめ、ローカルのサーフショップなどもベースボディに採用。今後いっそう注目の存在となりそうだ。
90年代にヒットした3大スウェットの一翼
綿100%の裏起毛ボディを製品染めした「ラグランクルー」。テロッとしたライトウェイトなので、ロンTだと少し寒い日にちょうどいい。9350円/ディスカス アスレチック(ドリームワークス 03-6447-2470)
バージニア州で1938年に誕生、スウェット&ジャージーにおいて全米トップメーカーのひとつであったタルテックス。同社によって73年に送り出されたディスカス アスレチックは、ナスカーのスポンサーやカレッジ用スポーツウェアのサポートなどで地位を確立した。
80〜90年代には、チャンピオン、ラッセル アスレチックと並ぶ3大スウェットとして本国はもちろんアメカジブームの日本でも絶大な支持を集めたため、この円盤投げのタグに懐かしさを覚える人も多いだろう。
価格は抑えめでありながら品質は高く、そしてガンガン着られるタフさも現在まで変わらない。さらに近年、かつてのアメリカ製が復活したことも当時を知る世代にはグッとくる。