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2024.02.22

ファッション

サンタセッ 大貫達正さんのモノ選びの視点「結局のところ、トラディショナル」

「オールデン」の靴。ウイスキーコードバンのVチップ。稀少な色とダブルステッチの珍しい仕様が男心をくすぐる。

「オールデン」の靴。ウイスキーコードバンのVチップ。稀少な色とダブルステッチの珍しい仕様が男心をくすぐる。

「Feel So Goodなモノ語り」とは……
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サンタセッ オーナー
大貫達正さん
古着店のバイヤーを経て2008年独立。デニムブランド、ウエストオーバーオールズほか、複数のブランドのデザイナーを務め、2020年にはサンタセッを設立し、2店舗を構える。
自分がモノを選ぶ際のテーマは、美しさと実用性のバランス。デザインが優れているだけでも、クラフツマンシップを感じるだけでも物足りなくて、両者を絶妙に併せ持っているものに魅力を感じます。

そんなモノに囲まれているのがとても居心地良く、いつの間にかそのモノの持つ歴史やウンチクに魅せられ、自分なりにあれこれ突き詰めてしまう。

「ツタエ」のストール。手織アーティスト、酒寄剛史氏が手織りした一点物。ふんわりと膨らんだカシミヤウールの質感は唯一無二。

「ツタエ」のストール。手織アーティスト、酒寄剛史氏が手織りした一点物。ふんわりと膨らんだカシミヤウールの質感は唯一無二。


芸術性や道具としての価値がどこにあるのかを探り、とことん理解すると、どんどん愛着が湧いていくというルーティン。

結果、自分の周りには、国やジャンルを問わず、トラディショナルなものがあれこれ溢れています。

ハンドメイドのパイプ。左がトルコの海泡石を使ったメシャムパイプ。右がブライヤー製。ともにハンドメイドの造形美を楽しむ。

ハンドメイドのパイプ。左がトルコの海泡石を使ったメシャムパイプ。右がブライヤー製。ともにハンドメイドの造形美を楽しむ。


アンティークのリング。誕生石であるシトリンを配した1840年代の英国製。

アンティークのリング。誕生石であるシトリンを配した1840年代の英国製。


見て使って、モノの良さを再発見し続けています。

この記事は、オーシャンズ3月号のほんの一部。すべての特集は本誌でチェック!


高橋絵里奈、品田健人=写真 黒澤卓也、長谷川茂雄、菊地 亮=文

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