「オールデン」の靴。ウイスキーコードバンのVチップ。稀少な色とダブルステッチの珍しい仕様が男心をくすぐる。
「Feel So Goodなモノ語り」とは……▶︎すべての写真を見る | サンタセッ オーナー 大貫達正さん 古着店のバイヤーを経て2008年独立。デニムブランド、ウエストオーバーオールズほか、複数のブランドのデザイナーを務め、2020年にはサンタセッを設立し、2店舗を構える。 |
自分がモノを選ぶ際のテーマは、美しさと実用性のバランス。デザインが優れているだけでも、クラフツマンシップを感じるだけでも物足りなくて、両者を絶妙に併せ持っているものに魅力を感じます。
そんなモノに囲まれているのがとても居心地良く、いつの間にかそのモノの持つ歴史やウンチクに魅せられ、自分なりにあれこれ突き詰めてしまう。
「ツタエ」のストール。手織アーティスト、酒寄剛史氏が手織りした一点物。ふんわりと膨らんだカシミヤウールの質感は唯一無二。
芸術性や道具としての価値がどこにあるのかを探り、とことん理解すると、どんどん愛着が湧いていくというルーティン。
結果、自分の周りには、国やジャンルを問わず、トラディショナルなものがあれこれ溢れています。
ハンドメイドのパイプ。左がトルコの海泡石を使ったメシャムパイプ。右がブライヤー製。ともにハンドメイドの造形美を楽しむ。
アンティークのリング。誕生石であるシトリンを配した1840年代の英国製。
見て使って、モノの良さを再発見し続けています。