OCEANS

SHARE

矯正のタイミングは人それぞれ。焦らないことも大切!



――では、子供の歯の矯正に適したタイミングは?

歯科矯正の専門家の間では、ある程度、顎の成長が終わったタイミングが良いと考えられていて、目安として女子は16歳、男子は18歳くらいといわれています。

とはいえ、その子に合ったタイミングがありますから、歯科医師とよく相談して始める時期を決めるといいのではないでしょうか。

――早めの矯正が必要なケースというのは、どういった場合なんですか?

受け口や、顎を広げる矯正が必要なケースは、顎の成長を待たずに7歳くらいから矯正治療をはじめることがあります。

受け口などは、顎の成長に合わせて治療していくのですが、治療のタイミングを逃すと将来的に顎を削るという外科手術が必要になることがあるので、負担が大きくなります。

受け口は遺伝することが多いので、心配な人は、両親、祖父母に受け口の人がいるかどうかを確認してみましょう。

――歯科矯正を検討する前に、準備しておくべきことはありますか?

子供の歯科矯正に詳しいクリニックを探すことです。子供の歯は大人とは違うので、できれば小児歯科専門医がいるクリニックがいいのですが、全国に約1200人しかいないので、難しいのが現状です。

クリニックを探すポイントは、子供の歯科矯正の実績があり、聞きたいことはなんでも聞けること。いくつかの矯正歯科で相談し、親子で納得し、信頼ができる歯科医を焦らずに見つけることがとても大切です。

治療に不安を感じるときは、モヤモヤした気持ちのまま治療を受けるのではなく、ほかのクリニックを探すという選択も必要です。


子供の矯正治療は必ずしも早いほうがいいわけではなく、個々にあったタイミングが大事だということが分かった。

後編では、治療費の目安とともに、歯並びをキレイに保つための生活習慣についてご紹介!

アントレース、酒井範子(メディア・ビュー)=取材・文

SHARE

次の記事を読み込んでいます。