タッカンマリの隠れた名店は景福宮の近くにあった!
場所はソウルの定番観光スポット、景福宮の正門にあたる光化門のあるエリア。最寄り駅は鐘閣駅で、前回のナクチポックンの店からもさほど離れていません。
ここは日本で言うところの、皇居の近所といった感じで、日本大使館や役所などがあります。ソウルの友人の話では、役所などがある所の近所には名店が多いようですね。
メニュー左がタッカンマリ。他はネギやじゃがいもなどのトッピングメニュー。
ここは専門店なので、メニューはタッカンマリ一択です。このほかには追加トッピングのネギやじゃがいもなどだけ、という潔さ。今回はタッカンマリにじゃがいもを追加してオーダーしました。
注文すると鍋が設置されてキムチと特製ソースが運ばれてきます。食べ方はいたって簡単。鶏肉が煮えたらほぐしてソースにつけて食べるだけです。
韓国の友人曰く、鶏肉とキムチを一緒に味わうのが上級者(!?)な食べ方なのだとか。
何といっても、ここでしか味わえないソースが実に美味しい。酸味の効いたピリ辛ソースが、鶏肉と相性抜群で食を進めてくれます。
よく煮込まれた鶏肉もぷりぷりとしてジューシー。スープは他店よりもトロミがあって濃い印象です。タッカンマリには韓国の餅「トッ」も入っていてモチモチ感も楽しめます。
ちなみに、タッカンマリとサムゲタンはどう違うの?……という疑問を耳にすることがあります。
見た目は似ているのですが、鶏肉の中に何も入れずに水炊きにするのがタッカンマリ、鶏肉の中にもち米や高麗人参などを詰めて炊くのがサムゲタンです。後者は薬膳料理扱いになります。
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