冒頭で紹介した看板娘、石神爽良さん。同社では経営企画本部に籍を置き、広報、採用、人事、総務など、幅広い業務を手掛けている。
彼女が高校まで暮らしたのは宮崎市。
マンゴー、地鶏、チキン南蛮、芋焼酎などが有名だが、聞けばお酒を飲む家庭には大きなパックの芋焼酎が常備されているそうだ。
家の近くの“エモい”景色。
「東国原元知事の『どげんかせんといかん』というセリフが話題になりましたが、あれは鹿児島寄りの方言で、宮崎市内だと『どんげかせんといかん』。あと、宮崎県民は人との距離がやたらと近いのが特徴ですね」。
愛犬はトイプードルのレオン君(16歳)。かわいすぎて、彼に会うために帰省しているようなものだと言う。
近所の川沿いが定番の散歩コース。
爽良さんは3歳から高校卒業までクラシックバレエを習っていた。
「私が通っていた教室は有名なバレエダンサーの西島数博さんが先生でした。初めの頃は母にやらされている感が強かったんですが、中1の頃から自分から積極的に頑張ろうと思い始め、それまでにないぐらい練習に打ち込んだ結果、高1のコンクールで入賞することができました」。
選んだのはバレエの代表作とされる『ジゼル』。
また、中3から高3までは地元の神社で巫女さんのアルバイトをしていた。
「年末からお正月三が日だけですが、思い出深い体験でした。おみくじ、お守り、破魔矢などなどの値札が参拝者側を向いているので、私たちは全商品の値段を暗記して素早く合計金額を伝えていました。なぜか電卓禁止だったので、必死で暗算です」。
大吉が出るまでおみくじを永遠に引き続ける子供もいたそうだ。
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