モード燃費は6.6km/Lから10.1km/Lへ
V6ガソリンエンジンから変更された2.8リッターの直噴ターボディーゼルエンジンは、最高出力150kW(204PS)/最大トルク500N・m(51kgf・m)。
WLTCモード燃費は10.1km/Lと決して良好な数値とはいえないが、V6ガソリンエンジンのときは(より条件のいい)JC08モードで6.6km/Lであったから大幅改善である。
タフなオフロード走行を支えるラダーフレーム式のシャシー(写真:トヨタ自動車)
プラットフォームに関しては、高いオフロード走行性能と堅牢性を持つラダーフレーム式のシャシーを継承。サスペンションは、「快適な乗り心地をさらに追求」したという改良を施す。
また、悪路走破のための前後・電動デフロックに加え、ビークルスタビリティコントロール(VSC)、アクティブトラクションコントロール(A-TRC)、ヒルスタートアシストコントロール(HAC)、ダウンヒルアシストコントロール(DAC)といった駆動力・制動力制御システムを採用し、オン/オフロードともに安全/安定性を向上させている。
先進安全運転支援機能のパッケージであるToyota Safety Senseには、歩行者(昼夜)や自転車(昼)に対応するプリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート(LDA)、オートマチックハイビーム(AHB)、ロードサインアシスト(RSA)、発進遅れ警告(TMN)が含まれる。
このレトロなスタイルのオフロードカーに、(法規的な対応が必要とはいえ)これだけの現代的な機能が搭載されているとは、驚くほかない。
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