「不変」は難しい。だからこそ惚れる
米国陸軍の発注に対して開発されたジープは、実に幅広い役割を担う車だった。砂漠の長距離パトロール、除雪、電話線敷設、救急車、トラクター……。
この当時の「どこへでも行ける。何でもできる」というスピリットが、今のジープの、そして「ラングラー」の背骨であることは間違いない。
その見た目も然り。四角いボディ、7つの穴が開いた“セブンスロット”グリル、台形のホイールアーチ。デザインコードは今も不変である。
時代がいくら浮かれても、「ラングラー」が浮かれることは決してなかったのだ。
冒頭「スタイルのある格好いいヤツは、なぜかラングラーを選ぶ」と書いた。それはよくよく考えてみれば当たり前のことなのかもしれない。
変わらないスタイルを持つ「ラングラー」に憧れるから。その頑固さに魅了されるから。その哲学を信用するから。
そして今の世の中どこを見回しても、そんなスタイルを貫く車が「ラングラー」しか見当たらないから、なのである。
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