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爆売れモデル③「1937年モデルの501」

0万0000円/リーバイス(リーバイ・ストラウス ジャパン株式会社 0120-099-501)

「1937 501」3万8500円/リーバイス(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)


――それでは、最後のアイテムを教えてください。

浅野
 特に、こちらのモデルが人気でした。1937年モデルですね。特徴的なのが、腰の後ろについたシンチバック。ウエストの調整ができるというモデルですね。



――古着では、まずお目にかかれないので非常に興味深い。

浅野 ちなみに、1936年はジーンズのバックポケットに、赤タブが付けられた年代と言われています。で、併せてご紹介したいアイテムがありまして。

0万0000円/リーバイス(リーバイ・ストラウス ジャパン株式会社 0120-099-501)

「TYPE Iトラッカージャケット」4万9500円/リーバイス(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)


浅野 ジャケットの「506XX」。いわゆる、“1stタイプ”だとか“タイプ1”と呼ばれる、デニムジャケットですね。こちらも同じくシンチバックがついていて、オリジンの製作時期は1936年。先ほど紹介したジーンズの前年ですね。

ジャケット0万0000円、デニム0万0000円/リーバイス(リーバイ・ストラウス ジャパン株式会社 0120-099-501)

ジャケット4万9500円、デニム3万8500円/リーバイス(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)


浅野 今年は、デニムジャケットをコートのインナーとしてミドルレイヤー的に合わせる方に加え、パンツとのセットアップで着こなす方も多かった印象です。

こういった着こなしをされるなら、やっぱり同時期に発表されたモデルで合わせることをお勧めします。色落ち具合なども含め、バランスの良い見た目になると思います。


「501」や「シルバータブ」の人気は衰え知らず。それを印象づけた2023年だったことは確かだ。

ただそれ以上に注視したいのは、ブラックの台頭や古着シーンでも目の当たりにすることはほぼないモデルの復刻版といった派生系の躍進。残念なのは、そのほとんどが売り切れてしまい、現状では手に入らないってこと。

迷ってばかりでは命取り。その教訓を来年に活かしたいところだ。

アイテムを動画でチェック!



佐藤ゆたか=写真 菊地 亮=取材・文

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