パタゴニアの食品コレクション「パタゴニア プロビジョンズ」が“その年ならでは”の味わいを楽しめる自然酒コレクションを発売。
これを記念して、発酵と微生物をテーマにした初めてのトークセッション・シリーズ「自然酒は生きている 〜パタゴニア プロビジョンズ 発酵ウィーク〜」を下北沢で開催する。
【写真17点】「パタゴニア プロビジョンズのトークセッション」の詳細を写真でチェック 全3回のトークセッション&角打ちでは、寺田本家と仁井田本家それぞれと発酵デザイナーによる対談を実施。
また、ポップアップストアでは発酵おつまみプレートや、不耕起栽培の有機大豆を使用した玄米味噌を会場限定で販売する。
発酵をテーマにしたパタゴニア初のトークセッションを下北沢で開催
原料にはない香りや味わいを醸し出す「発酵」は微生物の働きだが、微生物は腸や健康とも関連している。
本イベントでは地球視点から見た発酵と、微生物が鍵を握る地球と人の再生について、学びを深める機会とすることを目的としたトークセッションを開催。
発酵デザイナーの小倉ヒラクさん、仁井田本家の仁井田穏彦さん、寺田本家の寺田優さんが登壇する。
小倉ヒラク●発酵デザイナー / 発酵デパートメントCEO。「見えない発酵菌たちのはたらきを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、東京農業大学で研究生として発酵学を学んだ後、山梨県甲州市を拠点にワークショップ、イベント、展覧会などさまざまなプロジェクトを開催。2020年に下北沢に発酵専門店「発酵デパートメントをオープン。
仁井田穏彦●仁井田本家蔵元・杜氏。福島県郡山市にある創業1711年の酒蔵「仁井田本家」の18代目蔵元であり杜氏。いち早く全量を無農薬無肥料で栽培した酒米を使用し、生酛仕込みの酒造りを実践し、自社田で酒米の無農薬無肥料栽培にも取り組む。「日本の田んぼを守る酒蔵になる」という決意のもと、田植えから稲刈りまでを体験できる「田んぼのがっこう」を開催するなど、若い世代の取り込みにも力を入れる。
寺田優●寺田本家蔵元・杜氏。学生時代より世界各地を放浪。大学卒業後、動物番組制作のカメラマンとして活動。2003年より千葉で350年続く蔵元「寺田本家」に婿入りし、発酵の素晴らしさに魅せられ酒造りの修行を始める。2008年からは、千葉県一小さな町・神崎を、発酵の力で元気にすべく「こうざき発酵の里協議会」の代表世話人を務める。2012年に24代目の当主となる。
また、パタゴニア プロビジョンズのシーフードと寺田本家・仁井田本家の発酵食品、リジェネラティブ・オーガニック認証を目指す千葉県産不耕起有機大豆のオーガニック玄米味噌を使用した、期間限定発酵おつまみプレートも用意。
「自然酒は生きている 〜パタゴニア プロビジョンズ 発酵ウィーク〜」 期間:12月16日(土)~12月24(日)
場所:発酵デパートメント
住所:東京都世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK
イベントの詳細は
こちらから。
[トークセッション&角打ち]12月16日(土)「パタゴニアと発酵」スピーカー:小倉ヒラク(発酵デザイナー)、東光弘(市民エネルギーちば/TERRA 各代表取締役)、近藤勝宏(パタゴニア プロビジョンズ ディレクター)
テーマ:①地球視点から見た発酵と微生物。②地球と人の再生と微生物。③土壌の再生とリジェネラティブ・オーガニックの取り組み。
12月17日(日)「日本の田んぼを守る発酵」スピーカー:仁井田穏彦(仁井田本家蔵元・杜氏)、小倉ヒラク、近藤勝宏
テーマ:①日本の田んぼを守る酒づくりとは。②地球を修復する食品とは。③地域資源循環の挑戦(自社林の杉で作った木樽など)。
12月23日(土)「発酵は変わり続けること」スピーカー:寺田優(寺田本家蔵元・杜氏)、小倉ヒラク、近藤勝宏
テーマ:①微生物たち、代々の蔵元、杜氏たち、農家たちの発酵的関係とは。②地球、アスリート、アクティビスト、パタゴニアの発酵的関係とは。③寺田本家、パタゴニアが変わり続けていること、変わらないこと。
※各トークセッション&角打ちはパタゴニア プロビジョンズYouTubeでリアルタイム配信。また12月16日(土)「パタゴニアと発酵」はアーカイブ配信も行う。 2/2