▶︎すべての写真を見る ベルルッティ4代目当主オルガ・ベルルッティは「靴を磨きなさい。そして自分を磨きなさい」と言う。
人目につき、汚れやすい靴には、センスだけでなく性格や人柄だって表れる。つまり、靴を通して全部見られてますってこと。だから服以上に厳選すべきなのだ。
着流しスーツからレザーまで、Feel So Goodなスタイルに馴染むベルルッティの靴は、最高峰の素材と職人技の結晶。あとは磨き上げれば、視線すら心地良いはずだ。
ワードローブの軸になる万能ブラウンスーツ
靴33万7700円、ジャケット48万2900円、パンツ20万2400円、ニット14万7400円/すべてベルルッティ 0120-961-859
深いダークトープカラーの上質ウール生地で仕立てたセットアップスーツは、味のある素材感により、タイドアップはもちろん、タートルネックセーターなどニット類での着流しもサマになる。保温性に優れており、真冬まで重宝。
ジャケットおよびパンツそれぞれが、単品でも着こなしやすいバランスになっているのもポイント。肩パッド入りの凛々しい肩回りやサルトリアルなニュアンスを与えるAMFステッチなど、ラグジュアリーな雰囲気も申し分ない。
ワードローブに加えておけば大活躍確実だ。
洗練の美学を集約した“履く芸術品”の美しさ
33万7700円/ベルルッティ 0120-961-859
イタリアから移住し、フランスで靴作りを学んだアレッサンドロ・ベルルッティが、1895年にパリで創業したベルルッティ。当時彼が最初に考案した代表作が「アレッサンドロ」である。
なかでも特徴的な一枚革の美しさが際立つ流麗な木型、デムジュールを用いた「アレッサンドロ デムジュール」に、チャコールブラウンのヴェネチアスクリットレザーを組み合わせたモデルには、美学が集約されている。
左右非対称にエングレーブされたエンブレム入りのスクリットモチーフが、秘伝の手塗り技法「パティーヌ」によるレザーのグラデーションと相まって、悠久の時を超えてきた芸術品のように美しい。
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