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2023.11.01

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アルミじゃなくてレザーの「リモワ」。意外な素材選びの裏にあったブランドヒストリー

H55×W39×D23cm。49万6680円/リモワ(リモワ クライアントサービス 03-4571-1319)

H55×W39×D23cm。49万1700円/リモワ(リモワ クライアントサービス 03-4571-1319)


1898年に創業した「リモワ(RIMOWA)」といえばスーツケース。なかでもアルミ製のそれはアイコン的存在だ。

そしてこちら。同じく一見、黒いアルミボディかと感じるが、実はレザー製。新たなコレクション「ディスティンクト(Distinct)」からの逸品である。

レザーとは意外なセレクションだと思いきや、実はリモワではアルミニウム素材を導入する前に、レザーのスーツケースを販売していたという歴史がある。

【写真17点】「リモワのレザー製スーツケース」の詳細写真をチェック

H55×W39×D23cm。49万6680円/リモワ(リモワ クライアントサービス 03-4571-1319)

H55×W39×D23cm。49万1700円/リモワ(リモワ クライアントサービス 03-4571-1319)


このコレクションのために、リモワは新しい生産工程を開発した。精密なレザーラッピング技術を用いて頑丈に仕上げられたこのスーツケースには、絶え間ない革新を続けるリモワのブランド精神が息づいている。

一目でリモワとわかるグルーヴデザインが特徴的で、カラーは、ユニセックスで使用できるブラックとネイビーの2色が登場する。



より安心して使用できるよう、このスーツケースではコーナーとロゴバッジはアルミニウム素材が採用されている。シルバーのリベットとメタリックのファスナーはボディ部分のマットな質感と美しい対比を描き、インダストリアルな美しさを演出している。

機能的であり、かつラグジュアリーさを失わないリモワの考え抜かれたアプローチは、ディスティンクト コレクションにも一貫して表れている。



ライニングはブラックカラーで統一。リモワのモノグラムがジャカードであしらわれたライニングは、片側にはリモワのジッパー付きのコンパートメントとマチ付きのフラップポケット、もう片側には調整可能なデバイダーが備わる。



また、好みの高さに調整可能なテレスコープハンドル、リモワ マルチホイールシステムといったリモワのほかのスーツケースと同様の洗練された機能性も備えている。

さらに、トップハンドル部分はレザーで仕上げられているほか、スーツケースの色味に合わせたレザー製のラゲッジタグも付属する。

Pierre Soulages, Peinture 324 x 181 cm, 19 janvier 1997, oil on canvas © Adagp, Paris, 2023

Pierre Soulages, Peinture 324 x 181 cm, 19 janvier 1997, oil on canvas © Adagp, Paris, 2023


新シリーズの発売を記念して、リモワはフランスのロデスにあるスラージュ美術館を訪れ、ピエール・スラージュの有名な作品の中でコレクションを撮影。この場所での撮影は、ドイツのブランドとして初の試みだ。

ブラックのカラーリングとリッチなテクスチャーをシグネチャースタイルとするピエール・スラージュの作品と彼が長年に渡り磨き上げてきたクラフツマンシップに敬意を表し、この場所で特別ビジュアルの撮影が行われた。

Pierre Soulages, Peinture 324 x 181 cm, 19 janvier 1997, oil on canvas © Adagp, Paris, 2023

Pierre Soulages, Peinture 324 x 181 cm, 19 janvier 1997, oil on canvas © Adagp, Paris, 2023


ディスティンクト コレクションは11月2日(木)より全国のリモワ ストア及び、オフィシャルウェブサイトにて販売を開始する。


[問い合わせ]
リモワ クライアントサービス
03-4571-1319

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