ショーファーカーとしての矜持。だから家族も快適
かつては、運転手(ショーファー)付きの高級セダンという印象も強かったクラウン。その頃から代々に渡って継承されてきた快適な乗り心地は、スポーツSUVに生まれ変わったとはいえ、ほかの箇所と同じように磨かれているポイントだ。
後席まで伸びたガラスルーフで気持ちいい車内空間に。
デザイン追求のための大径タイヤは、静粛性や居住性においてはデメリットになりかねない、トレードオフの関係にある。ただし、デザイン性を実現しながらも静粛性を高める、いわば、二兎を追い、二兎を得た格好となった。
わずかなノイズ因子も見逃さず、遮音材や吸音材の最適配置を実施。会話が楽しめるよう、声を天井で反射させることを狙った「調音天井」なども特徴的だろう。
シートに関していえば、体格に合わせてシートを電動調整する運転席8ウェイパワー&助手席4ウェイパワーシートを搭載。スイッチ操作で自在に調整でき、乗り心地の快適性をカスタムできる。
高級感のある上質なレザーシートは程良いフィット感で疲れを感じにくい。
運転者にとっても快適で、乗降時に運転席が自動的にスライドするシステムが搭載。乗り降りのしやすさにつながっている。
当然、安全性能は言わずもがな。トヨタが誇る人車一体を掲げた安全技術「トヨタ チームメイト」より、アドバンストパーク(リモート付駐車支援システム)やアドバンスト ドライブ(渋滞時運転支援システム)などを搭載。
ほかにも、高速道路のクルージングをサポートしたり、標識の見逃し防止を狙ったロードサインアシストなどなど、現代の車らしいさまざまな安全機能を装備する。
12.3インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイは、好みに合わせて表示方法を変更可能。運転時のストレスを軽減してくれるはず。
現代のライフスタイルにフィットする使い勝手の良さやデザイン性、そして、ドライブフィールや安全性・居住性を担保する快適性に秀でており、我々オーシャンズ世代にとっても等身大に感じられる一台だ。
もはや、「いつかは」ではなく、「今すぐ」という存在になったクラウンからは、目が離せない!
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