ダイヤモンドヘッドと海を望みながら絵を描くポール・フォーニー
ポール・フォーニー(Paul Forney)●オアフ島マカキロ生まれ、マンガ家の父の元で育つ。両親からはアートを本格的に学ぶように勧められたが、自由に描き続けたいと考え、ハワイの島々の精神やビッグウェーブをテーマに創作活動を続ける。同時に、看板やパンフレットなどにイラストを提供。ギャラリー展示のオファーも多いが、直接作品を届けるのをポリシーとし、対面かWebから直接オーダーのみとなっている。www.boneyardreef.com/index.html
ポール・フォーニー(Paul Forney:以下ポール)は、オアフ島西部のカポレイで暮らしている。ダイヤモンドヘッドと海を見下ろせる小高い丘の上、家の外壁には、大きなボードに波に乗るキャラクターが描かれている。
室内に入ると、ビッグウェーブの作品が壁中に。そして、大きな窓を開けるとそこがポールのお気に入りの場所だ。
パティオとアトリエ、どちらかで一日中クリエイティブな時間に浸る。
「遠くに望むダイヤモンドヘッドをここから眺めて、絵を描く時間が好きなんだ。朝4時半か5時、日の出前に起きると、パティオから日の出が見えるんだよ。
このパティオの籐の椅子が僕の定位置。ここでいつものように絵を描く、これが自然なペースなんだ」。
ビンテージの温かな感じのするガラスのボトルがお気に入り。ハワイはもとよりアメリカ中の色々な場所で、土の中から掘り起こしてきた古いボトルが数百本。ご夫妻で各地に行ったときに掘り起こし、見つけたのだそう。
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