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2023.10.28

ライフ

「いい作品を描くうえで欠かせない」アーティスト・FACEの“形から入る”モノ語り

「アルテック」の水準器。憧れだったお洒落文房具の筆頭。

「アルテック」の水準器。憧れだったお洒落文房具の筆頭。

「Feel So Goodなモノ語り」とは……
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教えてくれたのは
FACEさん

台湾人の父と日本人の母を持つ、東京都生まれのアーティスト・イラストレーター。アパレル、広告、雑誌を中心に国内外問わずグローバルなアーティストとして活動する。

どんなことも形から入るのが好きなんです。仕事道具に関してはもちろん、初めて行く登山でもフルスペックの道具を揃えました(笑)。

「シュプリーム」のスプレーボトル。ガラスのボディでインテリアとしても映えるデザイン。

「シュプリーム」のスプレーボトル。ガラスのボディでインテリアとしても映えるデザイン。


なかには見合っていないもの、不要なものもあるでしょう。

でも、そこから得られる気持ち良さがけっこう大事だなと思っており、こと仕事道具に関しては、気分を上げてくれる要素。いい作品を描くうえで欠かせないんです。

オリジナルの作業着。 パターンから生地選び、縫製まで、ハンドメイドによる作業着。白のセルビッジデニムを使ったタフな作り。

オリジナルの作業着。 パターンから生地選び、縫製まで、ハンドメイドによる作業着。白のセルビッジデニムを使ったタフな作り。


加えて人と違うものを揃えたいという欲求もあり、作業着は自分でミシンを使って作りました。見よう見まねでトライしましたが、結構気に入っています。

「トラスコ」のスツール。いつも作業するときはこの椅子で。配色も座り心地も申し分なし。

「トラスコ」のスツール。いつも作業するときはこの椅子で。配色も座り心地も申し分なし。


電工ドラム。おそらく昭和の現場で使われていたもの。ポップなカラーリングにひと目惚れ。

電工ドラム。おそらく昭和の現場で使われていたもの。ポップなカラーリングにひと目惚れ。


ほかにも小学校にあったようなスツールや、昭和の現場で使われていた電工ドラムなどを使うたびに、ちょっとニヤリとしてしまいます。

品田健人、箱島崇史=写真 オオサワ系、黒澤卓也=文

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