特集
OCEANS Fashion X Talk
いつの時代も着てきたが、時代に影響されやすいのもダウンジャケットの宿命か。何年かに一度、その選びを点検したいアイテムのひとつといえる。
身幅と着丈のバランスと、ボリューム感、そして、シェルのステッチ幅など、それらのバランスで時代性を反映しているのが、ディーゼルの新作ダウンジャケットだ。
たっぷりとダウン&フェザーを使用しつつも計算されたパターニングを採用することにより、野暮ったさは皆無。
リサイクルナイロンを使用した表地のシェルは、サステナビリティに貢献するだけでなく、見た目のマット感においても、コーディネイトしやすい長所を備えている。
そのシルエットゆえにレイヤードしやすいのも魅力的。独自加工で個性のあるパーカを挿し色に重くなりがちな冬コーデに華やかさを加えてもいい。
その際は、ブラックデニムなど、ボトムスの色味は抑えるとより効果的なレイヤードとなるはずだ。
100%認定リサイクルナイロンの表地シェルには、繊維上のウイルスを2時間で99%減らせるというViraloff®︎加工が施され、抗菌効果も抜群。パディングするのは、ダウン90%&フェザー10%ながら、「弱」での洗濯機使用が可能な点もうれしい。7万5900円/ディーゼル(ディーゼル ジャパン 0120-55-1978)
いろいろな服を着て来たなかで、一周回ってまた原点に戻る。そんな楽しみさえ感じられるディーゼルのアメカジアウター。アップデートされたこれらを着こなせば、あの頃通った渋谷の景色もまた、今また違って映るかもしれない。
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