特集
OCEANS Fashion X Talk
変わらないものと、変わりゆくもの。僕らがいくつになってもアメカジが大好きだ。それは変わらない。けれど、ものの選びは? 着こなしは? やっぱり時代に合わせて変わっていく。
僕らのアメカジのアップデートをいつだって手助けしてくれるのが、ディーゼルだ。
これから寒くなる季節に向け、素材選びや配色、シルエットなど、随所に時代性が感じられる最新のアウター4つを厳選。
どこか懐かしいけれど、新鮮に映る。ディーゼルが僕らの相棒であることにも変わりはなさそうだ。
アメカジ・渋カジブームのあの頃も、さんざん着倒してきたスタジャンだが、今、大人のチョイスをするならば、どんなものがいいだろう。
身頃も袖も同色、しかもホワイトをチョイスしたディーゼルの新作は、大人に相応しい品の良さだ。
ゆったりした身幅とバランスの取れたアームホール。少々レイヤードしても着膨れしない絶妙なシルエットの一枚。
身頃はウールのメルトン、そして、シボの際立ったレザースリーブ。同じホワイトでも、素材が異なることで、着こなしに奥行きが感じられる。
とあるファッション識者によれば、「白は200色ある」らしい。確かに素材の変化によって、同じ色でも異なる表情に映るこのスタジャンは、奥ゆかしい大人のチョイスといえるだろう。
さて、今ならば、どう着よう。
インナーに選んだ柄物のニットは、実はGジャンのフロントをインターシャ編みでデザインしたカーディガン。あの頃楽しんだチマヨ柄の感覚で、遊び心を表現してみてもいい。
ボトムスは、ダメージデニムだから、実は、デニムセットアップにホワイトアウターをオンしている、という解釈も成り立つ。白×デニムというミニマルな要素で、ここまで上品に、楽しく、冬の重ね着が楽しめるのだから、やっぱり進化しているということなのだろう。
いわゆる「バーシティジャケット」をベースにしたブルゾン。保温性と伸縮性を備えたウールメルトンの身頃に、ヴィンテージ感のあるレザースリーブを装着。鞣したレザーを揉み上げたというシボ加工で、表情を生んでいる。ブラックのラインがスポーティなアクセント。10万8900円/ディーゼル(ディーゼル ジャパン 0120-55-1978)
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