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●「地震10秒診断」や「東京備蓄ナビ」といったデジタルサービスを活用し、ライフラインの想定断絶日数や備蓄の最低ラインをチェック。

●水は各部屋に分散して備蓄。使ったら買い足すローリングストックでフレッシュな水をキープしておく。

●風呂に水を溜めるのではなく、二重にしたゴミ袋に水を入れて備蓄。給水所へ行く際も二重にしたゴミ袋をバックパックに入れて持ち帰ると効率が良い。

●食べ慣れないものや食べたことのない食品より、各家庭の定番を多めにストックしておく。中でもインスタントラーメンは、アレンジの幅が広いのでおすすめ。

●アウトドア用品を普段から使いこなしておくと、防災時にも役立つ。

●ブラックアウトに備えて懐中電灯を最低1人ひとつは用意しておく。

●災害用のトイレには、汎用性のあるペットシーツが便利。

●モノを揃えるだけでなく、災害時を想定したシミュレーションを毎年実践し、災害時の不安を払拭しておく。

以上、事が起こる前の準備より、起こった時に何ができるかの方が大事。家族を守るための防災力ならぬ、人間力を手に入れよう。

外山壮一=取材・文

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