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3つの新型スクランブラーの自由なファッションの楽しみ方

―――新型スクランブラーの「フルスロットル」「アイコン」「ナイトシフト」の3タイプに応じて考えて頂いているとのことですが、それぞれのこだわりを教えてください。

新型スクランブラー「アイコン(予価127万8000円〜)」。

新型スクランブラー「アイコン(予価127万8000円〜)」。


相田 新型スクランブラーの象徴ともいえる「アイコン」は私がコーディネイトを担当しています。いろいろ考えて、結果ほぼ私の普段着みたいなものなんですが……。

相田さんが20代前半のバイク乗りだった頃は、そのまま店で接客をできるようなスタイルでさまざまなバイクスタイルを謳歌したという。現在はもっぱら、機能性重視で快適なものを纏いたいとか。

相田さんが20代前半のバイク乗りだった頃は、そのまま店で接客をできるようなスタイルでさまざまなバイクスタイルを謳歌したという。


小川 候補のアイテムもまんま相田さんっぽいですよね(笑)。

「トップのジャケットはポケットが大きくて、グローブをしながらスマホをバッとしまえるようなものがいい」と相田さん。

「トップのジャケットはポケットが大きくて、グローブをしながらスマホをバッとしまえるようなものがいい」と相田さん。


相田 そうなんだよね。例えばポケットが多くて大きいフィッシングジャケットのようなアウターは、バイクスタイルにも使い勝手が良いと思います。足元は風を防ぎながらキレイめなレザーの靴などと合わせても「アイコン」ならマッチするなって。

このとき手に取ったのはフィッシングブランドのジャケット。グローブも耐久性がありつつバイク専用じゃないものをあえてセレクト。

このとき手に取ったのはフィッシングブランドのジャケット。グローブも耐久性がありつつバイク専用じゃないものをあえてセレクト。


小川 アウトドアジャケットとしては本格派ですし、グリーンなどの色味もイエローの「アイコン」にハマりそうですね。

相田 夜をイメージしたという「ナイトシフト」に組み合わせるスタイルは?

新型スクランブラー「ナイトシフト(予価147万5000円〜)」。

新型スクランブラー「ナイトシフト(予価147万5000円〜)」。


小川 このバイクでは、どうしてもレザージャケットで新しい提案をしたくて(笑)。でもシルエット自体を現代っぽくしたり、色味を足したり、重厚な従来型のバイカースタイルにならないように意識しています。

レザージャケットはあえて少し大きめなサイズ感をチョイス。「コーチジャケットみたいな感じで着られると、着回しのスタイリングもより自由になりますよね」。

レザージャケットはあえて少し大きめをチョイス。「コーチジャケットみたいな感じで着られると、着回しのスタイリングもより自由になりますよね」。


相田 それ格好いいかも! バイクがクラシカルだからこそ、こってりバイカーな雰囲気にならずに、遊びが利かせられるといいよね。

小川 こういう今っぽいシルエットのレザージャケットだと、雰囲気はストリートライクなんですが、レザーの質感があって品良く収まる。オレンジなどのアクセントカラーを入れると、遊び心も加わりますよね。足元はバイカーには定番なハイカットブーツなどでまとめたり。 



相田 足元がハイカットなのは、安全性などを考慮して?

小川 そうですね。乗るときに足首を保護するといった安全面もありますが、やっぱり僕としては膝を曲げて乗ったときの、パンツとのシルエットのバランスが好きっていうのが大きいです(笑)。

相田 そして、最後の「フルスロットル」のコーデも小川くんにお任せしちゃったけど。

新型スクランブラー「フルスロットル(予価147万5000円〜)」。

新型スクランブラー「フルスロットル(予価147万5000円〜)」。


小川 はい、レッド&ブラックのスポーティなイメージの「フルスロットル」なので、“自由に楽しむ”という意味では、あえていちばん街着らしいもの、中でも今流行中のY2Kファッション(2000年代初頭に流行したファッションスタイルのこと)を取り入れたいなと思っています。

例えば2000年頃に流行したシャカシャカ素材のナイロンジャケットなども今季再燃中だとか。これにギラっとしたバックルが大きいベルトや柄が入ったデニムパンツなどを合わせ、当時のギャル男っぽいY2Kファッションに。

例えば2000年頃に流行したシャカシャカ素材のナイロンジャケットなども今季再燃中だとか。これにギラっとしたバックルが大きいベルトや柄が入ったデニムパンツなどを合わせ、当時のギャル男っぽいY2Kファッションに。


相田 懐かしい感じのアイテムをピックアップしているね(笑)。



小川 大人には少し懐かしいナイロンジャケットやMA-1などで、サイズ感はたっぷり。そこにメッセンジャーバッグといった大きいバッグや小物を合わせて、「フルスロットル」とバランス感を取るというか、メリハリを利かせるイメージですね。

相田 足元はこれまたY2Kなボリュームのあるスニーカーだね。

スポーティな「フルスロットル」だからこそ、あえてかなりファッション寄りに。

スポーティな「フルスロットル」だからこそ、あえてかなりファッション寄りに。


小川 こってりファッションを楽しみながら「フルスロットル」に跨るのはきっと格好いいと思いますよ。
3/3

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