アフタースケートで履くレザーシューズをコンセプトに掲げ、いい大人の遊び心を刺激する「クレイ」。この度の新作は見た目や履き心地のみならず、バックストーリーにも“気持ち良さ”の秘密がある。
左から●「ジョシュア」2万3100円、「マローン」2万5300円、「ブラッドリー」2万4200円/すべてクレイ(リーガルコーポレーション 047-304-7261)
顔が良くて、とことん優しい。そんなメンズにはジェラシーを抱かざるを得ないが、スニーカーであれば話は別。LA発の人気シューズブランド「クレイ」は、シンプルなルックスとクッション性十分の穏やかな着用感が同居するエターナルデザインを提供。ヴィーガンマテリアルを積極的に取り入れ、地球環境への思いやりも垣間見せる。
そして今回、ブランドのサスティナブルマインドを強く反映したニューモデルが現れた。
上から●「ブラッドリー」2万4200円、「ジョシュア」2万3100円、「ブラッドリー」2万4200円、「マローン」2万5300円/すべてクレイ(リーガルコーポレーション 047-304-7261)
スポットを当てたのは、ある“ふたつの植物”。ブランドの本拠地であるカリフォルニアからメキシコ、そしてイタリアへと視野を広げ、2つのモダンな回答を導き出している。
まずは「DESSERTO」。砂漠にそびえるサボテンをイメージした1足は、メキシコで有機栽培されたサボテンと植物由来のポリウレタンから作られた合成皮革を採用。フットベッドにはコルクを使い、通気性と弾性を両獲りした。
「ジョシュア」2万3100円/クレイ(リーガルコーポレーション 047-304-7261)
実は過去にもリリースされた実績がある今モデルだが、今回は配色を一新。グリーンとブラウンを織り交ぜ、サボテンとメキシコの大地を端的に表現した。
「マローン」2万5300円/クレイ(リーガルコーポレーション 047-304-7261)
上品で落ち着いた色調は、秋深まる街でのデイリーユースに打ってつけ。「ブラッドリー」や「ジョシュア」といったブランド定番の3型をモチーフにそれぞれ展開され、選ぶ楽しみも与えてくれる。
もうひとつはまったくの新顔。イタリア・フィレンツェのメーカーが開発した合皮には、はたして何が用いられたのか。ずばり、リンゴである。
上から●「マローン」2万5300円、「ジョシュア」2万3100円、「ブラッドリー」2万4200円/すべてクレイ(リーガルコーポレーション 047-304-7261)
「APPLE SKIN」と名付けられたこちらのアッパー素材には、シードルなどの製造過程で生まれたリンゴの残渣(ざんさ)を有効活用。フードロス問題にアプローチすると同時に、従来の合成皮革に比べて製造時のCO2排出を抑えられるという。
「マローン」2万5300円/クレイ(リーガルコーポレーション 047-304-7261)
よく見ればレザー上に細かな茶色の粒が確認できるが、これは乾燥したリンゴのカスが由来。理由あるディテールがシンプルデザインのアクセントになっている点からも、クレイならではのグッドセンスが感じられる。
なお、「APPLE SKIN」も「DESSERTO」同様の3型をベースに複数デザインを展開。手にすべきはサボテンかリンゴか、それとも両方か。いずれにせよ、ココロとカラダの気持ち良さは約束されたも同然。お好きな方を選んでクレイ!
[問い合わせ]リーガルコーポレーション047-304-7261www.regal.co.jp/brand/clae