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2023.09.24

ライフ

マーク・オブローが語る“カリフォルニア”らしさ「多様性こそ、西海岸なのさ」

「マーク・オブロー」のリメイクボード。「カリフォルニアといえば自由なアート。ストリートでもよく見かけるよね。これはヴィンテージのスケートボードにスプレーやペイント加工で新たな息吹を吹き込んだもの。壁掛けアートにもいいよね。僕のサイトをチェックしてみて!」。

「マーク・オブロー」のリメイクボード。「カリフォルニアといえば自由なアート。ストリートでもよく見かけるよね。これはヴィンテージのスケートボードにスプレーやペイント加工で新たな息吹を吹き込んだもの。壁掛けアートにもいいよね。僕のサイトをチェックしてみて!」。

▶︎すべての写真を見る 幼少期からサーフィンに明け暮れ、プロスケーターとしても活動するマーク・オブローさん。

スケート雑誌に取り上げられたことを契機に写真家の道を進み、現在ではブランドのクリエイティブディレクター、気鋭のアーティストとしても世界に名を馳せる。

「身近にある自然を3次元化してみたい。そんなアイデアをかなえたのが近所の花を摘んで乾燥させた、このフラワーアートさ」。

「身近にある自然を3次元化してみたい。そんなアイデアをかなえたのが近所の花を摘んで乾燥させた、このフラワーアートさ」。


「僕は毎日クリエイティブなことがしたい。心を健康に保つ秘訣なんだ」。そう話すマークのセレクトを見てみると……サーフィン、スケートボード、アート、音楽。

まるでカリフォルニアのカルチャーのように、これらが少しずつ、また複雑にリンクしながら、彼のキャリア、また彼自身を形作っていることがよくわかる。




「伝説のスケートボーダーで、アーティストのマーク・ゴンザレスは知っているよね? 彼と一緒にスヌープ・ドッグの写真を撮った後に、マークがギフトしてくれたのがコレ。一生の宝物だよ」。



こちらはディラン・リーダーの写真とリング。

「カリフォルニアのスケートシーンを変えた、伝説のスケーターがディラン・リーダー。私がスーツ姿の彼を撮影して、後にフォトマガジン『WHAT YOUTH』のカバーを飾った写真がこれ。リングは若くして亡くなった彼の形見なんだ」。

メキシカンブランケットのスイッチブレードセット。「カリフォルニア南部はメキシコ文化の影響も色濃いんだ。この独特な柄と切れ味鋭い飛び出すナイフがクール!」。

メキシカンブランケットのスイッチブレードセット。「カリフォルニア南部はメキシコ文化の影響も色濃いんだ。この独特な柄と切れ味鋭い飛び出すナイフがクール!」。


「どの要素も僕の人生そのもの。この多様性こそ、西海岸なのさ」。
写真家、アーティスト マーク・オブロー●1971年、ハワイ生まれ。カリフォルニアのスケートシーンのキーマンであり、アーティスト、フォトグラファーとしても活躍。ルーカが気鋭の芸術家をサポートする活動 “ANP”にも選ばれている。markoblow
この記事は、オーシャンズ10月号のほんの一部。すべての特集は本誌でチェック!


宮﨑良将(Seven Bros.Pictures)、Kyoichi Ichimura(Ocean Photo studio)、Bobby Rivero、大森忠明、延命悠大、新澤 遥、タケシタトモヒロ=写真 加瀬友重=編集・文 小山内 隆、長谷川茂雄、増山直樹、磯村真介(100miler)、早渕智之、八木悠太、戸叶庸之、吉岡加奈、栁澤 哲=文

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