「ラングラー」のマスターピースを忠実復刻する「THE ARCHIVES」シリーズより、名品111MJ・11MWをはじめ“幻の10MW” など全5型が復刻した。
【写真61点】「超稀少なラングラー復刻デニム」の詳細を写真でチェック 「THE ARCHIVES」は、伝説的なプロダクトを現代に蘇らせるプロジェクトだ。
ワークウェアの大手、ブルーベル・オーバーオール・カンパニーが社運を賭けて1947年に世に送り出したジーンズを、現存する数少ないヴィンテージピースを解析し、特徴的なディティールや縫製、そして当時話題となった付属品までを徹底的に再現している。
今回復刻する11MW、11MWZ、10MW、111MJ、11MJZの全5型は、いずれもラングラーの歴史を辿るうえで欠かすことのできない名品である。
なかでもヴィンテージでも現存数が少なく、1964年の1年間のみしか製造されていない稀少性故に“幻”と言われている10MWが、待望の復刻となった。
“幻の10MW”を含む復刻全5型
2万8600円/ラングラー(エドウイン・カスタマーサービス 0120-008-503)
「10MW WESTERN JEANS 1964」1964年わずか1年間のみリリースされたラングラー最大の異端児モデル。アウトシーム、インシームともにラングラーの象徴である「rolled seam(巻き縫い)」ではなく「open seam(割り縫い)」で縫製され、セルビッジが見られる。
ややテーパードするカットやダック・テイル気味に直線的なヒップ・カーブなどライバルブランドを彷彿させる。
使用されるデニム・ファブリックは当時、右綾、左綾ともに混在したが、本復刻では右綾を採用した。
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