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まずは親がめいっぱい楽しむ姿を見せて

意欲的とはいえ、その向かう先がゲームや動画ばかりでは困る、という親御さんは多いでしょう。それなら、子どもが自分からやりたくなるような作戦を考えてみませんか。

「一緒にやろうよ」なんて言わず、親が子どもそっちのけで、夢中でブロック遊びをしていたらどうでしょう。そのうえ、「あ~! おもしろかった!」と満足げな顔で片づけ始めたら。「わたしもやる!」って、言いそうな気がしませんか。

もし与えたあそび道具でうまく遊べなかったら、すぐに「うちの子、向いてないのかな」「興味がないんだな」と思ってしまうかもしれません。ですがその子のレベルに合っていないだけということは、よくあります。

たとえば積み木は、「積む」より「崩す」が先です。親が積み上げたものを、子どもがバーンと倒して崩れるのを見る。おもしろいですよね。だから「うちの子は積み木を積まずに崩してばっかり…」とがっかりしないでほしいのです。

積んでは崩す、を繰り返すうちに「わざとママの邪魔しちゃえ」「次は自分でも積んでみよう」と、あそびが発展していきます。そうして意欲が増していくのです。

「好き」は無理して見つけなくても大丈夫

あそび道具は、親子のコミュニケーションツールになりますし、彼らの今の興味や、できることを知るという意味で、子どもの「心を見るもの」とも言えそうです。親がそれに気づくことは、子どもの発達を知るうえでも大切なことです。

一方で、うちの子は夢中になれるものがない、好きなものが見つからないというお話も聞きますが、好きなものがない大人だってたくさんいます。

「好き」というのが、寝食忘れるほど没頭し、将来の仕事につながるものだとは限りません。今、自分はパズルをやりたいのか、ままごとをやりたいのか、それを選んで決められる。それだけでいいのです。

子どもが自由に、自分でやりたいことを選んで決められるということは、自分で突き進んでいく力があるということです。ですから、親が「子どもの好きなものを見つけなければ」と思いすぎないでください。

親御さんはもっとリラックスして、「子どもの人生は、子どものもの。親は親で楽しませてもらうよ。ただし、子どもが困ってヘルプを出してきたときには、ちゃんと助けてあげるからね」。そのくらいのスタンスが、ちょうどいいのではないでしょうか。


記事提供:ボーネルンド公式ウェブサイト

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