「スーパースター エクストララージ」1万6500円/アディダス オリジナルス 0570-033-033
▶︎すべての写真を見る アディダス オリジナルスから発売された「スーパースター エクストララージ(SUPERSTAR XLG)」。
不朽の名作「スーパースター」のDNAを受け継ぎながら新時代に向けて再構築された新モデルで、発売前から大きな話題となっていた。一体何がどう変わったかというと、その名のとおり「いろいろとデカくなった」のだという。
ということで皆さん、どこがどうエクストララージになったのか、パッと見でおわかりになるだろうか?
(左)オリジナル「スーパースター」1万890円、(右)新モデル「スーパースター エクストララージ」1万6500円/アディダス オリジナルス 0570-033-033 ※サイズはどちらもUS9、JPN27.0cm
たしかに全体的にふっくらとしていて、ソールも高くなった印象である。しかし、本当にそれだけの違いなのだろうか? いや、そんなわけはない!
ということで今回は、そんなマニアックな差を細かく数値化すべくメジャーを引っ張り出してみた。さっそく、オリジナルモデルと比較してみよう。
※以下、計測はすべて編集部調べ。 スーパースター エクストララージをオリジナルと徹底比較!
全長は、左の「スーパースター」が29cm、右の「スーパースター エクストララージ」が29.5cm。
幅は、左の「スーパースター」が9.7cm、右の「スーパースター エクストララージ」が9.9cm。
まずは、ソールの全長と幅を比較。
オリジナルが全長29cm・幅9.7cm、エクストララージが全長29.5cm・9.9cm。パッと見大きく感じるのに、サイズ感はどちらもほぼ同じと言ってよさそうだ。
ソールの長さ=スニーカーのサイズ感を決定づける最大のポイントだけに、無駄にデカくはなっていないようだ。そりゃそうか。
お次は、ワイズを計測。
ワイズは、左の「スーパースター」が24.7cm、右の「スーパースター エクストララージ」は27.4cm。
オリジナル24.7cmに対して、エクストララージは27.4cm。
ワイズはエクストララージの方が約3cmも大きくなっていた! まぁソールの高さが違うわけだし、ワイズに差が出るのも納得できる。このあたりは十分に“ラージってる”といって差し支えないだろう。
続いて、ソールの高さを見てみよう。
ソールの高さは、左の「スーパースター」が2.8cm、右の「スーパースター エクストララージ」が4.1cm。
ヒールカウンターの全高は、左の「スーパースター」が11.1cm、右の「スーパースター エクストララージ」が12.4cm。
オリジナルはソールの高さが2.8cm、ヒールカウンターが11.1cmで、エクストララージはソールの高さは4.1cm、ヒールカウンターは12.4cmとなっている。
どちらも1cmほどの差だが、ソールの高さは約1.5倍になっていると考えると、現時点で最も”エクストララージってる”ポイントだと認定できそうだ。
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