スーツ=カルーゾ ポロシャツ=ポロ ラルフ ローレン 靴=ドクターマーチン サングラス=白山眼鏡 ×アットラスト グラスホルダー=エルメス 腕時計=Gショック×エブリワン ベルト=コム デ ギャルソン ×ウルフズヘッド ブレスレット=バニー リング=カルティエ
▶︎すべての写真を見る 仕事でもプライベートでも、1年の半分はスーツというスタイリストの三田真一さんにその理由を聞くと、「ただ、スーツが好きなだけなんです」との答えが。
セレクトするスーツの幅も広く、「今日着ているのはイタリアのカルーゾのもの。ほかには1940〜50年代のアメリカのヴィンテージや、構築的なブリティッシュ系も持っています。
その日の気分で選ぶスーツも変われば、コーディネイトもさまざま」。
太めのブレスとリングは存在感◎。
職業柄、正統な着方は熟知している。だが、そのルールを破る楽しさにハマり、ますますスーツが好きになっていった。
この日のコーディネイトを見ても存分に楽しんでいる様子がうかがえる。
ベルトの青で遊び心を。
「インナーにポロ ラルフ ローレンのビッグポロを、足元にはドクターマーチン、腕時計はGショックと、見事にバラバラ(笑)。でもそれらを白に統一してバランスは意識しました」。
白き“G”ならシックに映える。
ルール無用、だが遊び方にセンスが現れる。スーツの奥深さを改めて教えてくれる装いだと思うのだ。
三田真一さん(48歳)●1997年に独立し渡英。2001年帰国後に、多彩なフィールドで活躍しながら作家としての顔も持つ。現在も、三田真一展『in-Spire - Breath of life - 呼吸』を8月27日(日)まで開催している。